日本の歴史上に
白洲次郎さんというカッコイイ人がいると教えてもらい
本を読んだり、次郎さんが住まわれていた家を訪ねたりして、
結果的に私が魅了されたのは
次郎さんの奥様、白洲正子さんでした。(もちろん次郎さんも素敵です)
好きな歴史上の人物と言えば、坂本龍馬、秋山真之、上杉謙信だったので
人生の目標とするには、ちと難しかったのですが、
白洲正子さんに魅了され、
よし、正子さんみたいな女性を目指すぞ！と思って、早10年。
正子さんみたいに本を書いたら目指せるかな？！
などなど、漠然と目指して
仕事の上での人生目標を話せる文化人に定め、
文化人が在籍をしている
ホリプロの文化事業部内にあるアナウンス室に移籍させていただき、、、
すこーしずつ準備をしていたものの、
白洲正子さんという目標に向かっての道がモヤモヤ見えない日々が続いていたのですが、
鑑定士の修行をさせてもらえるようになって、
なんとなーく、自分の現状と目標人である正子さんまでの道が浮かび上がってきました。
今までも白洲正子さん、次郎さん、子孫の方が書かれた本を読んできましたが、
今は正子さんが骨董や日本の伝統工芸について書かれた本を読んでいます。
まるで隣に立って、話してくれているような文章
とてもわかりやすく、自分の意見がハッキリ書かれているのに
専門的なことまで伝えられているという所に
感動しっぱなしです。
白洲正子さんという方がいたから、
日本の女性に、日本の伝統工芸の素晴らしさが
受け継がれているのだと感じました。
(正子さんは特に女性に人気なので)
もちろん、作り上げている職人さんあってのことなのですが、
その魅力を伝える力として
正子さんは絶大に影響力のある方だったのですね！
私がとても好きなのは歴史なので、
もともと博物館に見に行っていた
書状や刀剣、鎧類は好きですし
あとは、三代徳田八十吉さんの作品に一目惚れをして、
金沢のお店にお願いをして3回払いで購入した壺を持っていることから
陶器が好きです。
そんなスタートですが、
正子さんの本を読んでいると、
自分の歴史が好きだという原点を元に、
進んで行けそうな道である気がします。
そして、歴史が好きだと、
日本の伝統的なものにも
興味があり、守っていきたいという気持ちがあります。
今まではただ、個人的に思っていただけでしたが、
白洲正子さんのように
魅力を後世に伝えていけるような人になっていけるように頑張りたいです♡