映画「永遠の0」の試写会に行かせていただきました。



監督 山崎 貴さん
原作 百田尚樹さん

ということで、とても楽しみにしいたのですが、、、、、

予想以上に感動しました。


個人的な感想ですが

今までの戦争映画にはない、特別な映画だと感じました。


まず、零戦が飛んでいるシーン、コックピットから見た世界、そして空戦シーン。

本を読んでいると、どうだったのか自分の創造力全てを使ってイメージしても浮かばなかったものが、

違和感なく、ピシャリときました。

実際の搭乗員の方からしたら、わかりませんが、
イメージを掴めたということで、

私の中ではとても大きいことでした。


また、敵の戦闘機からの玉の進行方向は
まっすぐに進んでいるようで、コリオリ力の為に
右にカーブをしていて、

熟練搭乗員の方はまっすぐに飛行しているように見えて
左にスライドさせなが飛んでいた、というのが、
なかなかイメージできなかったのですが、

映画「永遠の0」をみて、どのような原理だったのかというのがわかりました。


そして、空母に零戦が
発着するシーン。何度も頭に描いてはいましたが、
映像で見ると、そのすごさというのが
とても伝わってきました。

どこまでを作っていて、どこからがVFXなのか、
その境目がわからないのも

魅了された一因だと思います。


そして、ストーリーですが、


これは、涙なしで、考えることなしで
見ることはできません。

これまで映画をみた中で一番感動しました。



百田尚樹さんの「永遠の0」は

ノンフィクションではなく、フィクションです。

最初はなぜ、一人の実在の人を主人公にされないのかな?とも思っていましたが、

映画を見ていると、その理由がなんでだか、わかった気がしました。


素敵な人格をもった人は
決して一人ではない。からなのではないかとおもいます。


もちろん、実在していた方たちのエピソードも組み込まれています。


戦争という、とても辛く悲しい過去ではありますが、


一人の人の人間性。
人と人のつながり。
人を思いやる気持ち。

という面にポイントを絞ってみてみると


それは涙が溢れてくるほど素晴らしい人たちが沢山いたのが、
戦争前、戦争中の日本だったと思います。


戦争というものは
全く美化せず、

だけど、その方たちの精神は
日本の宝として、大切に後世に残していきたいものですし、


1つしかない命をかけてくださった方たちへ、
私たちができることなのではないかと思います。

百田さんが、この小説を書かれた後に
元零戦搭乗員の方たちにお会いした際、

「主人公の宮部のような奴はいなかった。」

と、言われたらどうしよう。と考えていたようですが、

返ってきた答えは

「宮部みたいな人は沢山いましたよ」

だったとのことです。


私は、どこで植え付けられたのかわかりませんが、

戦争を戦った兵隊さんは
もっと全然違うイメージでした。


色々な本を読み、お話を聞かせていただき、
そして「永遠の0」を見て、


目が覚めた気がしました。

「戦争」「零戦」と聞くと
敷居が高く感じる方もいるかもしれませんが、


全くそんな作品ではありませんでした。



是非是非、みなさんも公開しましたら、
観に行ってください。



最後に1つ。

エンディング曲のサザンオールスターズさんの「蛍」には

ご注意ください。


体内の多くの水分を更に奪われます!







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