こんにちは(^-^)



前回までに高齢者が転倒した際に起こり

やすい四大骨折についてお伝えしました。


①上腕骨外科頸骨折

②橈骨遠位端部骨折

③腰椎椎体圧迫骨折

④大腿骨頸部骨折


こういった高齢者の骨折は入院になる

事も少なくありません。



今回は『高齢者のケガ後の入院で気を

つける事って?』についてお伝えして

いきます。

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高齢者の方がケガで、入院や手術に

なると、安静状態を保つような形に

なります。



その安静状態が長期に渡ると、ケガして

入院する前まで何事もなく出来て

いた事が、退院してから出来なく

なってしまったという事が多々あります。



これは入院中に身体の機能が落ちる、

精神的に不安定になる等の症状が

出て来る事が原因なのですが、これを

廃用性症候群と言います。



高齢者の場合この症状が特に進むのが

早くなります。



すると、日常生活に支障が出て

しまったり、中にはそこから寝たきりに

なってしまったり、車イスが無いと

動けなくなってしまう方もいます。



では、どういった症状が出て来るのか

というと、


・筋肉が痩せる(筋萎縮)

・関節の動きがかたまる(関節拘縮)

・力が入らなくなる(筋力低下)

・記憶力が低下する(認知症)

・床ずれがおこる(褥瘡)

・骨がもろくなる(骨萎縮)

・心臓の血液を流す力が落ちる(心機能低下)

・急に立つとふらつく(起立性低血圧)

・血管に血の塊が出来る(血栓、塞栓症)

・精神的に落ち込む(うつ症状)

・おしっこの通り道にばい菌が入る(尿路感染)

・食べ物や唾液が気管や肺に入ってしまう(誤嚥性肺炎)

 

など、大きくみるとこういった症状が

出てきます。



これらの事は高齢者の場合、今後の

生活や余生にもかなり深刻な影響を

与えます。


入院中は、なるべくこういった事に

注意していかなければなりません。



では、なってしまったらどうするか、

なる前にどういった予防策があるのか、

次回は、『高齢者のケガ後の入院で

起こる廃用性症候群の対処と予防』

ついてお伝えしていきます。



最後までお読み頂き、

ありがとうございます(^ ^)


何か身体に関して分からない事、

知りたい事がある方はいつでも

ご質問下さい(^ ^)


僕の分かる範囲で、ブログでお答え     

していきます!



たかね台北口整骨院


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