どういう訳か、地球上の人間社会はあまりにも経済を重く見るようになってきた。
しかもそれが資本主義市場経済中心で、利益追求型の競争社会であるから大変である。物を生産し販売し、利益をあげ雇用を促進し経済を活性化しなければならないのだという。そのためには貯蓄よりも浪費が歓迎される。
「為替」レートが国と国の経済を左右し、ここでもみなさん「国益」を第一に考え、グローバルな考え方は持ち合わせていない。
自分の国がよければいいという、この経済の考え方はやがて政治にも反映し、個人の考え方にも波及していく。
銀行や証券会社には大勢の優秀な人材が集い株の動向に一喜一憂している。
自分たちが作り上げた金融システムにのめり込んで個人も会社も団体も国も、すべてが為替レートや株の上下に振り回されている。それが個人や会社ならまだしも、国の存亡に関わるような危機をはらむまでに発展してきた。