就任1日目に電気自動車(EV)普及の義務化をやめる。我々は長いこと、しばしば米国のいわゆる同盟国と考えられている他国に利用されてきた。我々は職や収益を失い、彼らはすべてを得ている。私は4年前にそれを止めた。誰も見たことのないような変更をする用意がある。何年もの間に多くの職が中国やメキシコに流出した。それをすべて取り戻す。我々の経済を救済する計画の中心にあるのが、労働者を対象とした大幅な減税と、非常に人気なチップ収入の非課税化だ。チップ収入に頼るすべての人へのチップは100%その人のものとなる。私は社会保障とメディケア(公的医療保険)を守る。民主党は社会保障とメディケアを破壊するだろう。なぜなら、数百万人の人々が押し寄せているからだ。彼らは、あなたたちの社会保障とメディケアを破壊している。私の計画の下で、所得は急騰し、インフレは完全に消滅し、雇用は力強く戻ってきて、中流階級はかつてないほど繁栄するだろう。しかし、我々が米国に対して抱く夢や希望は、不法移民の侵略を止めない限り成功しない。共和党政策綱領の心臓部分にあたるのが、国境の悪夢を終わらせ、米国の聖なる、そして主権的な国境を就任初日に復活させるという約束だ。初日は2つのことをするということだ。ドリルベイビードリル(石油の大量生産)と国境の閉鎖だ。私は多くの民主党員を含め、すべてのこの会場にいる共和党員、そして愛国者たちは我々の国への人の流入を望んでいると思う。ただし、合法的に入国しなければならない。トランプ政権下では、違法に越境した者は即時に捕らえられ、強制送還された。現政権は国境に栓をするために施行した素晴らしきトランプ政策を廃止した。歴史上最大規模の侵略が今ここで、この国で続く。彼らは南米だけでなく、地球上の隅々から、アフリカ、アジア、そして中東から、あらゆる場所からやってきており、現政権はこれを止めるために何もしていない。ハンガリーのビクトル・オルバン首相はとてもタフだ。彼は、誰も寄せ付けることのなかったトランプ前大統領を米国(大統領の座に)に戻す必要があると言った。彼は、ロシアが(トランプ氏を)恐れていたといった。中国も彼を恐れていた。すべての人が彼を恐れた。世界は平和だった。しかし現在、我々の世界はそこら中で爆発している。私は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン=総書記)と非常に仲が良かった。仲が良かったため、北朝鮮のミサイル打ち上げを阻止できた。我々の敵は平和な世界を引き継ぎ、戦争の惑星に変えた。イスラエルへの攻撃を見てほしい。ウクライナで続く状況を見てほしい。すべては、大失敗だったアフガニスタンからの撤退から始まった。現在、中国は台湾を旋回し、ロシアの戦艦と原子力潜水艦はキューバの海岸から60マイル離れた場所で活動する。私は電話一本で戦争を終わらせることができる。私は電話だけで戦争を止められる。米国は黄金時代の入り口に立っている。我々はかつてないほどの黄金時代をつかむ。これは中国も、日本もやりたがっていることだ。すべての国が求めている。エネルギーを大量に生産する必要がある。人工知能(AI)は莫大な電力、米国内にある電力の2倍を必要とする。想像できるだろうか。一方で、我々は電気自動車(EV)の充電のために(電力を)使っている。ちなみに、私はEVに使い道があると思うし、全面的に支持する。しかし、ガソリン車やハイブリッド車を買いたい人がいる場合、買うことが可能であり続ける。数日前、私の旅路は終わりを迎えそうになった。しかし、我々は今夜こうして集まり、我々が非常に愛しているモノの未来、約束、そして再生について語り合っている。そのモノとは、米国である。ペンシルベニアの襲撃者は我々の運動を止めたかった。しかし、この運動は最初から私のためのものではない。常にあなたたちのための運動だった。勤勉で愛国的な米国市民たちのためのものだ。世界最高のリーダーシップを期待し始め、求め始める時がきた。大胆で、ダイナミックで、容赦なく、大胆不敵なリーダーシップだ。我々は米国民だ。野心は我々の伝統だ。偉大さは我々の生まれ持つ権利だ。しかし、我々が内輪もめに注力する限り、我々の宿命に手は届かない。あらゆる意見の食い違いを放棄し、団結した1つの人々、1つの国家として前進し、この偉大で美しい、とても美しい米国に宣誓を誓う必要がある。(ミルウォーキー〈米ウィスコンシン州〉=芦塚智子、赤木俊介)