陸上女子やり投げで昨年の世界選手権を制した北口榛花らが所属するJALが4日、パリ五輪に向けた壮行会を開き、金メダル獲得への期待が懸かる北口は「今季はまだ納得いく投てきができていない。『金』が一番いいのは分かっているが、自分のために投げられるようにしっかり準備する。パリでは悔いなく競技できるようにしたい」と抱負を口にした。フェンシング男子で東京五輪エペ団体優勝メンバーの加納虹輝は個人戦と団体戦両方での金メダルを目標に設定。「正直自分でもびっくりするぐらいどきどきしているが、なかなか人生で味わえることじゃないと思って楽しみたい」と語った。陸上最高峰のダイヤモンドリーグパリ大会(7日)に向けて渡欧している男子110メートル障害の村竹ラシッドはオンラインで参加。「パリでは決勝進出とメダル獲得を目指す。残りの期間で体を仕上げて、最高のパフォーマンスができたら」と意気込んだ。〔共同〕