きのう28日夜、奈良県生駒市で住宅や近鉄の線路に土砂が流れ込み、きょう29日も復旧作業が続いています。警察によりますと28日午後8時ごろ、生駒市辻町の斜面で土砂が崩れ落ち、住宅や線路に流れ込みました。生駒市は12世帯41人に避難指示を出し、住民らにけがはありませんでした。土砂崩れの発生を受けて近鉄は、けいはんな線の電車を発生現場の手前で停止し、乗客を最寄り駅に誘導するとともに全線で運転を打ち切り、29日も学研奈良登美ヶ丘と新石切の間が不通となっています。近鉄は土砂の撤去作業を続けていますが、不通区間の運転を終日見合わせ「あすの再開のめども立っていない」としています。ABCテレビ