東京株式市場で消費関連株がさえない展開となっている。三越伊勢丹ホールディングスは週間で10%下げ、6月中旬につけた上場来高値を14%下回る水準で推移する。インバウンド(訪日外国人)の増加による収益拡大期待がひとまず一服しているほか、国内消費の弱含みを示す景気指標が相次いで投資家心理が下振れしている。21日終値を前週末と比べた週間の値動きをみると、日経平均株価が0.6%の下落にとどまる中、三越伊...