18日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比330円ほど高い3万8400円台半ばで推移している。前日の米株高に加え、アジアの株式相場が総じて堅調に推移していることが支えとなり、日本株にも買い優勢の展開が続いている。東エレクTDK信越化などが引き続き高い。ただ、欧州の政治不安など不透明材料は残るうえ、新規の買い材料は乏しく、買いの勢いはやや和らいでいる。前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約276億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆8731億円、売買高は8億1559万株だった。楽天グループ日産化帝人が高い。一方、セブン&アイ三越伊勢丹は安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕