10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は再び上げ幅を広げ、前週末比390円ほど高い3万9000円台後半で推移している。14時過ぎにはきょうの高値を付ける場面があった。目新しい買い材料は伝わっていないが、円安進行と歩調をあわせて海外投機筋とみられる日経平均先物への買いが続いており、日経平均を押し上げている。先物主導の展開を映し、値がさのファストリソフトバンクグループ(SBG)が上げ幅を広げている。14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆3303億円、売買高は9億5613万株だった。シャープや日立、ソシオネクスが高い。一方、エムスリー花王、OLCが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕