日本株の強さが鮮明だ。17日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、一時節目の3万6000円を上回った。前日の米株式市場は下落したが、東京市場では投資家の買い意欲は途切れなかった。最大の買い材料は円安だ。株高が円安を生む「共振」の構造が見えてきた。日経平均は17日、寄り付き231円高で始まり、午前中の上げ幅は一時600円を超えた。2日ぶりに3万6000円台に乗せた。日経平均は年初から15日まで...