【ヤンゴン=渡辺禎央】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は24日、ミャンマー西部で再燃するイスラム系少数民族ロヒンギャの迫害について、国軍と反国軍勢力が共に関与しているとの見方を示した。およそ4万5000人がバングラデシュとの国境に殺到したとの情報に触れ、近隣国に難民保護を要請した。ロヒンギャはミャンマーで国籍を持たない「不法移民」とされる。2010年代の仏教系勢力や国軍による迫害でバング...