旭化成は電気自動車(EV)の車載充電器など向けに、過電流による故障を防ぐヒューズの技術を電子化することに成功した。従来の物理的なヒューズの代わりに電流を計測するセンサーを使い、過電流を素早く検知する。EV向けに利用が進む次世代のパワー半導体に対しては過電流の素早い検知・遮断が必要となる。EVの機能向上につながる技術として普及を目指す。ヒューズは電気回路に過電流が流れた時に回路を遮断し、機器を保...