柔道女子57キロ級でパリ五輪代表内定の舟久保遥香(三井住友海上)が12日、3位だったグランドスラムカザフスタン大会から成田空港に帰国し「五輪前に優勝できず悔しい。結果を受け止め、五輪で力を出し切れるように自分の柔道を突き詰めたい」と語った。25歳の舟久保は一昨年12月を最後に国際大会の優勝から遠ざかる。表彰台は確保している一方、強豪には得意の寝技に持ち込ませてもらえず苦戦。7月下旬開幕の本番へまたも課題を残したが「組み手と足技の連動性を高めれば、寝技が生きる。残り2カ月の方向性は整理できた」と前向きに捉えた。〔共同〕