【北京=田島如生、パリ=北松円香】フランス訪問中の中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は6日、パリでマクロン大統領と会談した。この後、中国と親しいセルビアとハンガリーも訪れる。対中姿勢を巡る欧州域内の温度差を利用し、欧州連合(EU)が探る対中包囲網を回避する狙いがある。中国外務省によると、習氏はマクロン氏に「中仏は独立自主を堅持し『新冷戦』や陣営間の対立を共に防がなければならない」と伝えた...