100年前の1924年1月21日、ロシア革命を率い、世界初の社会主義国家を樹立したウラジーミル・レーニンがこの世を去った。そのソ連は1991年に崩壊し、レーニンの記憶も風化した。帝政への回帰を見せ、ウクライナ軍事侵攻を続けるプーチン政権の下、希代の革命家も再評価が避けられない。21日、モスクワの赤の広場を野党・ロシア共産党のジュガノフ党首ら左派勢力の幹部が花束を持って訪れた。レーニンの遺体が安...