【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、米サンフランシスコでイベントに参加し、焦点となっている利下げ時期について「急ぐ必要はない」と述べた。米経済が好調に推移しており、下支えが必要な状況ではないと強調した。パウエル氏は米商務省が同日朝に発表した2月の米個人消費支出(PCE)物価指数について「我々の予想とほぼ一致した」と説明した。前年同月比の上昇率は2.5%と1...