世界的な人工知能(AI)の需要拡大が日本株を押し上げている。9日の東京株式市場で日経平均株価は一時節目の3万7000円を34年ぶりに上回った。相場上昇をけん引したのは8日に続きソフトバンクグループ(SBG)だ。傘下の英半導体設計大手アームの好決算と株高が好感されている。2023年に始まったAI相場は「第2幕」の様相を見せ始めた。9日午前の日経平均は前日比166円(0.5%)高の3万7029円で...