毎年、この時期にテレビで放送されていた、高知よさこい祭り。
もう二十年前になるが、高知に本社を置く会社に務めていた。
全国に支店がいくつもあり、広島県にある中の、ひとつの支店に勤務していた。
二十代の中頃に就職し、十数年務めて退職。
特段思い入れも無く、あっさり辞めた。
高知が本社ということもあり、よさこい祭りには力を入れていて、年明け早々から準備をして、毎年チーム参加していた。
高知から離れているので、よさこいの情報は殆ど入って来なかった。
正直、今のよさこいブームの様な、派手なチームが踊ってるイメージは無く、地元の祭り程度の認識だった。
たまたま夜中テレビを見ていて、よさこい祭りの番組があって、祭りと言っても踊りを審査して、大賞、金賞、銀賞など順位を競い、名誉を手にする為に、1年間準備と努力を重ねるのが、高知の人のライフワークだった。
踊り子も多いチームは150人くらいの大所帯で、全体で練習は難しい様で、それでも互いを信じて大会に臨む。
毎年テーマを決めて、振り付けや音楽や衣装を考え、よさこい大賞を目指し、研鑽を積む日々。
会社のチームは古参で、地元では有名なチームらしく、テレビでも注目されていた。
実際にどの様な踊りか知らなかったが、テレビを見てダイナミックで且つ繊細な、とても美しく感動した。
街の盛り上がりも季節もとても熱いパワーを感じれた。
それ以来、毎年楽しみに放送を待つ様になった。
数年前から、NHKが放送する様になり、今年は14日の月曜日になった。
今から楽しみで、Instagramに上がっている動画も見て、予備知識を仕入れてる。
今では全国によさこいが拡がって、ひとつの県を残して、よさこいが踊られている。
よさこい祭りの無いひとつ県とは、徳島県。
徳島県には阿波おどりがある為、よさこいは無いらしい。
阿波おどりは歴史が長く、よさこい祭りは戦後に市民参加型で商店街を盛り上げる為に創設された。
阿波おどりは伝統。
よさこいは親しみ。
最近はよさこいを名乗る縛りも殆ど無いらしく、世界に拡がりを見せている。
とまぁ、こんな感じで秋を感じるのも悪くないだろ。
