「豊かな心」

私のおじいちゃんが自分の祖先達のお墓を造ったときに、お墓に刻んだ言葉だ。

先日、お墓参りしたときにこの言葉がぽんと見えた。

おじいちゃんの生き方そのままだなって思った。

もう85を超すおじいちゃんは、昔から誰にでも優しくて、自分の事よりまず相手の事を考える人。

こんな年なのに、今も元気に歩いてきちんとした日常生活を送れるし、ハキハキしていて、忘れっぽくなったとおじいちゃんやおばあちゃん本人は言うけれど、痴呆も全くない。

85過ぎても同じご老人の方々にパソコンを教えたりしてて、凄いなっていつも思う。

最近の私は、人の汚い部分や、人の浅ましさ、自分の利益のために他人を落としていくらでも隠れて動く行動ばかり見ていて、嫌になる。

そんなときにおじいちゃん達に会うと、いつも変わらない本当の優しさに気付けて、心が安らぐ。

おじいちゃん達も若い頃は騙されたりとか大変なこともあったらしいけど、でもいままでのおじいちゃん達の生きざまを見ていると、私も少しでもこんな風に生きたいなと思う。

できるかな。

できますように。

この社会が、優しさを忘れていない場所でありますように。

理不尽なことばかりしか最近は見えないけれど、
でも私自身が、自分だけの事を考えて生きる生き方だけはしたくないな。