DVを受けてもなぜすぐに逃げられないのか

東洋経済新聞はさらに続く

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□被害者はなぜ逃げられないのか


一方、被害者の心理はどうだろうか。「なぜ逃げないのか?」という批判めいた意見もよく聞くが、被害者は「逃げない」のではなく、「逃げられない」のだ。

虐待を受け続けるうちに、被害者は感情を失い、生きる力を奪い取られてしまう。「おまえはバカだ!クズだ!」と何度もののしられるうちに、自尊心をズタズタに切り裂かれ、「わたしは最低の人間だ。だから殴られるのだ」と思い込んでしまう。無力感に支配されて、相手を責めることや、「逃げる」「別れる」という前向きな行動をとれなくなってしまうのだ。

暴力にサイクルがあることも、被害者をさらに追い詰める。まず、言葉の暴力や脅迫などで緊張が高まる時期があり、次に実際に暴力をふるったり、「殺すぞ!」と凶器を突きつける暴力の爆発期がある。こうした行動は、被害者が別居や離婚を口にするとますます激しくなるが、しばらくすると「ほんとうに悪かった。もう殴ったりしないから……」と、甘い言葉やプレゼントを並べて更生を誓う時期がくるのだ。

一度は愛した相手である。「おまえがいなきゃ、ダメなんだ」と泣きつかれれば、気持ちも揺らぐ。直前の暴力が激しかっただけに、ちょっとやさしくされただけで幸せな気持ちになり、相手の言葉をつい信じたくなってしまう。「きっと改心してくれる。二人で努力して、もう一度やり直そう」。そう考えて元のさやに収まるが、結局、約束は守られず、緊張と暴力の爆発のサイクルが繰り返される。そして、暴力は次第にエスカレート。洗脳が強化されるのだ。

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はあ、、、

全くもってその通り。

長く一緒にいる間に、少しずつ自分は病気もちだから、あれもできない、これもできないと洗脳されていっていたのだ。

本当はそんなことなかったのに。


しかも、たちが悪いのはたまに気が向いたときに優しい言葉をかけてくること。

その言葉に翻弄されて、何度も踏みとどまってしまったこと。

DVの典型的パターンなのに、気づけなかった。


ここまで大きくなるまで気づけなかったなんて、、

第三者から見れば明らかなのに、当事者になると全くわからなくなるんだな。

馬鹿だったな、私。