私の病気は脳に関連のある病気ということもあって、MRIやCTなどの一般的な検査以外に心理検査というのがある。

これは人の知能や記憶力、数的処理などのIQを測るものだ。

心理検査というからはじめのうちは心の健康具合を測るものだと思っていたが、違う。

この心理検査は要注意だ。

私は自分の病気の手術の術後経過を測るために、これを行ったのだが、まさかこの結果が職場にダダモレになっているとは思わなかった。

よく個人情報の保護なんていう言葉があるけれど、あれは全く守られていない場合がある。

おかげで今や職場で私の知能検査ばかり。

私のように少しでも頭脳を使った仕事をする人は、絶対にそんな検査をうけてはいけない。

たった数時間の検査でその人の能力を勝手に判断され、これまで順調にきていた仕事がおかしくなるんだから。

まあ当たり前だよね。
能力検査で少しでも低い数値が出たひとに、だれがわざわざ仕事を回したがるのか。

ただ言っておくと私は偏差値60以上の大学にも行ってるし普通の仕事にもついている。この検査の情報が流れるまでは職場の人もだれひとり、私の頭脳を疑う人はいなかった。


そしてその心理検査で臨床心理士に少しでも悩みを打ち明けてはいけない。

例えばここ最近、人の名前が忘れやすくなったとか。

ただ、ちょっとした世間話程度の悩みなのに、大きく受け止められる。

これも職場にダダモレになった。

世の中に本当に酷い人間がいることを忘れてはいけない。

人を蹴落とすことが面白くてたまらないにんげんがいるのだから。

私はこの、影であらゆる私の情報をあちこちに流している人間こそ、一番のワルだと思う。