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仕事中の本音
こんなクサいことや綺麗事と思われそうなことは誰にも話せません。
でも誰かに思いを知ってもらいたい・・・
【矛盾】から生まれたブログ
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地方のホテル経営において、優秀な人材の確保と定着は最大の課題です。

私のチームにも、都会の大きなホテルから引き抜きの声がかかる優秀な部下たちがいます。

彼らの成長を心から喜びながらも、「彼らを失うかもしれない」という危機感に常に苛まれています。

このブログでは、使命感の強い支配人が、優秀な部下を引き留めるために、いかに「人」に投資する覚悟を持つのか、そして彼らの

未来に責任を持つことの意味について語ります。

 
  • 人材流出の「危機感」

  • 優秀な部下への「投資」

  • 引き留めない覚悟と責任

 

第2話:「人」に投資する覚悟:優秀な部下を引き留める支配人の責任

 
 
1. 人材流出の「危機感」
 

私たちのホテルは、大分という地方にありますが、サービスの質は都会の大手に引けを取りません。

それは、私のチームのメンバー一人ひとりの能力が高いからです。

しかし、その優秀さゆえに、彼らは常に外部から魅力的なオファーを受けています。

私は、彼らの成長を心から応援したいと同時に、「このホテルから彼らを失いたくない」という強い危機感を抱えています。

彼らの退職は、単なる労働力の損失ではなく、私の育成責任の失敗であり、ホテルの未来への大きな痛手となります。

私のENFJ-Tの共感力は、彼らの心境を手に取るように感じ取ります。

より高い給与、より大きな舞台、そして新しい挑戦。

彼らの「夢」を知っているからこそ、私は彼らを単に「引き留める」という行為に罪悪感を覚えます。

私の仕事は、彼らのキャリアを私利私欲ではなく、彼らの幸福のために支えることです。

 

 

2. 優秀な部下への「投資」

 

優秀な部下を引き留めるためには、単に給与を上げるだけでは不十分です。

私は、彼らの「成長」と「自己実現」に徹底的に投資します。

具体的には、彼らが挑戦したいと思った新しいプロジェクトへの全権委任、外部研修への参加費の全額負担、そして、私自身が彼らのキャリアパスについて真剣に話し合う時間を設けることです。

これは、コストではなく「投資」です。

彼らがホテルで働きながら、外部に出ても通用するスキルを身につけ、自己肯定感を高めること。

これが、彼らが「ここにいたい」と感じる最大の理由になると信じています。

私の役割は、この大分のホテルを、彼らが成長できる最高の「学びの場」にすることです。

私の「人」への投資の基準は、**「もし彼らが明日辞めても、私が後悔しないレベルの投資をしたか」**です。

彼らの成長に尽くすことこそ、支配人としての最も重要な責任だと考えています。

 

 

3. 引き留めない覚悟と責任

 

最も難しいのは、「引き留めない覚悟」を持つことです。

もし、部下がこのホテルでは実現できない、心から望む夢のために辞める決断をしたなら、私は笑顔で送り出さなければなりません。

ENFJ-Tの私は、別れを恐れ、チームの維持を最優先しがちです。

しかし、真のリーダーシップとは、部下個人の幸福を、組織の都合よりも優先することです。

彼らが新しい場所で成功すれば、それは私自身の育成の成功であり、この大分のホテルにとっても誇りとなります。

仕事とは、自分が育てた人材が巣立っていくのを見守る「親心」のようなものです。

私は彼らがこのホテルを離れても、彼らのキャリアに責任を持ち続けたい。

彼らが困ったらいつでも相談に乗れる、心の故郷でありたい。

大分のこの地で、私は今日も「人」に投資し続けます。

それは、このホテルを最高の組織にするためであり、私が愛する部下たちの未来に責任を持つためなのです。

 

 

#支配人の現実 「人」に投資する覚悟。

地方ホテル支配人が語る、優秀な部下を引き留めるための人事戦略。

給与だけじゃない、彼らの「成長」と「自己実現」への投資とは?

そして、笑顔で送り出す「引き留めない覚悟」の責任。 

#人材育成 #人事戦略 #管理職の責任

 

 

今日もやったろ!!

 

 

ホテル経営の目標は「利益」を上げること。

しかし、私の性格タイプ、ENFJ-T(主人公型)の核には、「誰かのためになる」という強い衝動があります。

特に大分という地域に根差したホテルでは、利益を追求することと、地域に貢献することの間で、常に葛藤が生じます。

このブログでは、ホテルの利益が最終的に「誰のもの」になるべきかという問いを通じて、地域に尽くす支配人の独自の「経済学」

を語ります。

 
  1. 利益追求の「ジレンマ」

  2. 地域貢献という名の投資

  3. ENFJ 支配人の「経済学」

 

第1話:ホテルの利益は誰のものか?:地域に尽くす ENFJ 支配人の「経済学」

 
 

1. 利益追求の「ジレンマ」

 

支配人として、私はホテルの収益最大化という至上命題を負っています。

利益がなければ、従業員の給与も、ホテルの維持もできません。

しかし、私は単に効率だけを追求する経営に強い抵抗感を覚えます。

例えば、清掃のアウトソーシングをすれば、コストは下がります。

しかし、地元雇用の維持や、清掃スタッフへの細やかな配慮が行き届かなくなる可能性があります。

また、食材を安価なものに切り替えれば原価率は下がりますが、地元の生産者を支援するという使命を果たすことができません。

このジレンマに直面するたび、私は「ホテルの利益は誰のためにあるのか?」と自問します。

本社への報告のためか、株主のためか。

もちろんそれもありますが、私の答えは常に「このホテルで働く人々、そしてこのホテルを支える地域社会のため」です。

この信念こそが、私にとっての最も重要な経営判断の基準となります。

 

2. 地域貢献という名の投資

 

私が積極的に地元の祭りへの協賛や、大分産の食材を高く買い取るという行動をとるのは、単なる慈善活動ではありません。

これは、ホテルの未来のための、最も長期的な「投資」だと考えています。

地域社会に貢献することで、ホテルは「単なる宿泊施設」から「地域の一員」へと変わります。

これにより、お客様はより深い体験を得られ、従業員は自分の仕事に誇りを持てる。

結果として、ホテルのブランド価値が向上し、長期的な顧客ロイヤルティに繋がります。

一時的に利益率が落ちることは承知の上です。

しかし、私のENFJ-Tの視点から見れば、人間の感情やコミュニティの絆こそが、最も確実で持続可能な資産なのです。

私は、この「共感」と「貢献」に基づく投資こそが、ホテル経営における真の成功戦略だと信じています。

 

3. ENFJ 支配人の「経済学」

 

私の経済学は、冷徹な数字ではなく、「人間の幸福」を最終的な指標とします。

(幸福)=(利益)×(地域貢献度)

私は、利益を上げながらも、その利益を地域社会や従業員へと還元し、幸福の総量を増やすことを目指します。

これは理想論かもしれませんが、私はこの理想を具体的な施策と数字で実現することに、支配人としての存在意義を見出しています。

孤独な決断を下す夜、私は常に、この大分の空の下で、従業員と地域の人々が笑顔で暮らしている姿を想像します。

そのイメージこそが、私が目先の利益に囚われず、正しい判断を下すための羅針盤となります。

仕事とは、単なる「儲け」ではなく、その活動を通じていかに多くの人々に「幸福」を提供できるかという、壮大な「経済学」の実践です。

大分のこの地で、私は今日も、理想主義者としての信念を貫き、ホテルの利益を「みんなの幸せ」に変えるための努力を続けています。

 

 

#支配人の現実 

ホテルの利益は誰のものか?

地域に尽くす ENFJ 支配人の「経済学」。

利益追求と地域貢献のジレンマを、私はどう乗り越える?

人間の幸福を指標とする、私の経営哲学とは。

仕事は、単なる「儲け」ではない。

 #地域貢献 #ホテル経営 #ENFJの経済学

 

 

今日もやったろ!!

 

 

 

これまでの4回のブログで、私は支配人としての責任、孤独、そして葛藤を語ってきました。

この重い使命感を、いつか誰かに託さなければならない時が来ます。

高卒でキャリアを築き、理想主義者として闘い続けてきた私が、この大分の地で最も築きたいのは、私自身が倒れても揺るがない、

「持続可能な理想のチーム」です。

最終回となるこのブログでは、私の仕事哲学の集大成、すなわち「未来」に託すものについて語ります。

 
  • 「私」が働く理由の変遷

  • 仕事と人生の境界線

  • 「私たち」が働く未来

 
 

第5話:「私」が働く理由、そして「私たち」が働く未来

 

1. 「私」が働く理由の変遷

 

15年前、私がホテル業界で働き始めた頃、「なぜ働くのか」と聞かれれば、「お客様の笑顔のため」と答えていました。

それは、今でも変わらない、私の仕事の根幹です。

しかし、支配人という立場になってから、「私」が働く理由は、より多層的になりました。

お客様の笑顔を守るため。

 従業員の生活を守るため。 

ホテルのブランドと信用を守るため。 

そして、自分自身の存在意義を守るため。

ENFJ-Tの私は、他者の幸福に貢献することで、自分の存在意義を確立します。

仕事とは、私にとって自己実現の場であり、私が社会で生きていることを証明する行為なのです。

この強い使命感があるからこそ、私は孤独な夜を乗り越え、完璧主義の仮面をかぶり、他者の感情を自分のこととして受け止めることができます。

しかし、これらの理由の根底には、「私」一人で全てを背負うという限界が見え隠れしています。

 

 

2. 仕事と人生の境界線

 

私は、「仕事」と「人生」を明確に分けることができません。

私の人生の大部分は、仕事によって占められています。

趣味も、友人との会話も、すべてホテルのことと切り離して考えることができないほどです。

この働き方は、他人から見れば「働きすぎ」かもしれませんが、私にとっては「生きがい」そのものです。

仕事の中に人生の目的を見出し、そこに全てを捧げることで、私は自分自身を最も充実させることができます。

しかし、この「仕事=人生」という考え方は、私が倒れた瞬間に、私の全てが崩壊してしまう危険性をはらんでいます。

それは、私だけの問題ではありません。

私が築き上げてきた全てを失うことになり、お客様、従業員、そして地域に大きな影響を与えてしまいます。

仕事とは、自分の人生を懸けるに値するものですが、同時に、自分がいなくても続くような「仕組み」を創ることが、本当の責任なのだと痛感しています。

 

 

3. 「私たち」が働く未来

 

最終的に、「私」が働く理由がたどり着くべき終着点は、「私」が一人で働くのではなく、「私たち」が働く未来を創ることです。

私の仕事の最終的な責任は、私一人でホテルの全てを支えることではありません。

それは、私が培ってきた理想、哲学、そして情熱を、チーム全員が共有し、彼ら自身が自立して最高のサービスを提供し続けられる組織を創り出すことです。

私が築き上げたいのは、**「私が倒れても、絶対に揺るがない、誰かのために尽くすことを使命とするチーム」**です。

そのために、私はこれからも、自己犠牲ではなく、チーム全体の成長のために尽くします。

共感力を武器に、信頼を育み、責任のバトンを次世代に渡す努力を続けます。

大分というこの美しい地で、私は今日も、「私」が働く理由を再確認しつつ、チーム全員で「私たち」の未来を創るために働き続けます。

そして、この「私たち」が働く未来こそが、私の仕事の真の目的であり、私の人生そのものなのです。

 

 

 

最終回!

「私」が働く理由、そして「私たち」が働く未来。

支配人として背負う重荷の果てに辿り着いた、私の仕事哲学の集大成。

私の仕事の最終責任は、私一人で働くことではない。

 #仕事哲学 #人生観 #チームの未来

 

 

今日もやったろ!!