小学三年生か四年生の頃にジャズ喫茶って昭和そのものの、生演奏を見れたりする喫茶店とライブ・ハウスが一緒になったような店がありました。
叔母がジャズを好きな影響で、子供の頃から家でジャズが流れる環境でした。
僕自身は野球にしか興味がないので、学校から帰ってもすぐに空き地で野球をするし、落ち着きがなくて、じっとしているのを見た事がなかったと呆れ顔の母親が言ってました。
クリスマスのプレゼントですよと、ヴァイオリンを買ってくれたのが叔母でして、これからは音楽もやりなさい!
えッ(>_<)
それからは叔母の知り合いの、音大生のお姉さんにヴァイオリンを習う事になったんですが、一向に上手くなりません。
一年間やれば少しは弾けるのが普通で、才能が無い僕はギーコ~ギーコ~ギーコでした。
かれこれ10年ぐらい居る猫が、呆れたのか無視しだして、寄り付かなくなり、子猫を二匹残して帰ってきません。
母親は傷心の僕に!
お前が下手くそな♪
ヴァイオリンを弾くからミイちゃん(母猫)が家出したんやで!?
嘘!(>_<)
いや傷つきますよね
一年間野球も程々にし、ヴァイオリンを頑張ってたのを喜んでいたのに、息子より猫が大事なんかいなと!
傷心の日々が、続いていました。
それから才能無いから弾くのを、一週間に一度にしていたら、ミイちゃんが帰ってきました。
白っぽい三毛猫が、グレーになるまで何処に居たのか未だに不思議です。
高校の一年生まで野球を続けてましたが、ふと疑問が?
野球の才能が無い人間が続けてよいのかと?
二年生の時に軽音の部室から、
バンドの音が聞こえてきました。
カッコエエやん
女子も部室の前に何人も居てるし、これやなぁ~
猫好きの母親にギターを買ってと、お願いしたらお父ちゃんに買ってもらいと突き放す様に逃げたのを、鮮明に覚えてました。
結局は父親と一緒に楽器屋に行き、安いエレキ・ギターを買ってもらいました。
それからは坊主頭からロン毛を目指して、ファッション雑誌を見たり、音楽雑誌を見て研究すると体育会系から草食系に近づくもんですね。
高校三年には、女子の友達も何人か出来てたのがHAPPYでした。
ヴァイオリンからギターって!
Tuningが真逆なんで最初は馴染めなかったんですが、叔母がジャズ好きな為に、ジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリを聴いていたので、慣れるのも早かったんでしょう。
ウエス・モンゴメリー
オスカー・ピーターソン
特に子供ながら好きになったのが、Bossa nova系のスタン・ゲッツです。
ジミー・スミスのトリオで、ケニー・バレルを知ったし、環境が子供にも 影響を及ぼしますね。
プログレにどっぷりな頃も、ヴァイオリンが入ってるグループが目安になってたんで、当たり外れはなかったけど、ジャケ買いすると、ろくな事がないのは皆さんも御存じですよね(笑)
人間って影響されて成長するのかと、ふと思ったので書いてみました。
おやすみなさい♪