実は、私はサッカーが大好きなのですが

今回は元アーセナル監督アーセン・ヴェンゲル氏についてお話したいと思います。

~経歴~ 

1949年10月22日フランス・ストラスブール出身のドイツ系フランス人

元サッカー選手、元サッカー指導者

現役時代はMFで活躍し、日本の吉本興業とマネジメント契約を結んでいる

監督としてもイングランド・プレミアリーグの名門アーセナルを22年も率いた智将

1995-96まで日本のサッカーチーム名古屋グランパスエイトの監督を務めた

現在はFIFA及びIFABで複数の役職を務める。

(wikipedia参照)

 

ヴェンゲル監督はイングランド時代に率いたアーセナルでは

クラブ創設以来初めての外国人監督であり、

イギリス国外の監督として初めてプレミアリーグを制覇した監督です。

2003-04シーズンでは26勝12分無敗という圧倒的な力を見せつけて優勝し、

伝説的な記録を打ち立てました。

そして、2017-18シーズン限りでアーセナルの監督を退任しました。

このように輝かしい経歴を持つヴェンゲル氏はサッカーを知るものならば

誰もが一度は耳にしたことがある正真正銘の名監督です。

また、同氏はかつて日本の名古屋グランパスエイトでも監督を務め、

日本サッカー協会は何度も同代表監督のオファーを打診し続けていました。

それほど日本と縁があるヴェンゲル氏ですが、日本について以下のように語っています。

”日本ほど素晴らしい国は世界中のどこにも存在しないだろう。”

 

「日本人はヨーロッパを美しく誤解している。

しかし、実際のヨーロッパは全然違う。

日本が東京のような大都会とすれば、ヨーロッパはアフリカのサバンナのようなところだ。

治安が悪いのは勿論のこと、日本人と比較すればヨーロッパ人の民度は恐ろしく低く、

日本では当たり前に通用する善意や思いやりは全く通じない。

隙あらば騙そうとする奴ばかりだ。

日本と違い階級社会である為、会話の全く通じない無知な愚かな者も多い。

私は時々、欧州事情に疎い日本人が欧州に行ったら精神に異常をきたしてしまうのではないか?

と、心配することがよくある。

欧州について何も知らない日本人が欧州に移り住むというのは、

都会の快適な場所に住んでいる人間を、ライオンがうようよいるアフリカのサバンナに丸裸で

放り込むのと変わらないだろう。

悲惨な結果になるのは目に見えている。

日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。

これは私の確信であり事実だ。

問題は日本の素晴らしさ、突出したレベルの高さについて、

日本人自身が全く分かっていないことだ。

おかしな話だが、日本人は本気で日本はダメな国だと思っている。

最初は冗談で言っているのかと思ったが、本気と分かって心底驚いた記憶がある。

信じられるかい?

こんなにも理想的な素晴らしい国を築いたというのに、誇ることすらしない。

本当に奇妙な人達だ。

しかし、我々欧州の人間から見ると、日本の現実は奇跡にしか思えないのである。

だから、私はいつも欧州に行きたいという選手がいたら、

よく考えて決めるべきとアドバイスしている。

日本でレベルアップできるなら、日本より(国の発展が)遅れている欧州諸国に行く必要は全くない。

欧州では人種差別もあるので、力があっても出場すらさせてもらえないかもしれない。

リスクが大きすぎるのだ。

日本のリーグのレベルを上げることの方を、安易な欧州進出より優先すべきである。

もしどうしても行きたければ、ドイツのような人種差別意識の低い国のリーグか、

ビッグリーグよりレベルの少し落ちる国のリーグに行って、

実績を積んでからビッグリーグに移籍すべきだ。」
 

ヴェンゲルさんは日本をこんなにも称賛しながら、同時に日本人に対してある種の疑問を抱いています。

”こんなにも素晴らしい国に住んでいるのに、なぜそれが分からないか”

つまり、日本人に日本を誇りに思ってほしいのです。

ドイツ系フランス人であるヴェンゲルさんがイギリスにおいて監督業を務めることは

相当困難な仕事だったと思います。

そんなヴェンゲルさんが日本に対してこのような称賛の言葉を残されていることに、

日本は本当に素晴らしい国であるのだと改めて思い知らされますね。

今回の記事で私がお伝えしたいことは、、日本人はもっと日本を誇りに思っていいということです。

日本が創り上げてきた国体は世界に誇れるものです。

日本人である私達が日本を誇りに思わなければ、

素晴らしい日本の国体を誰が後世に受け継いでいけるのでしょうか。

歴史を悲観的に捉えるのではなく、もっと肯定的に捉えてみてもよいのではないでしょうか。

日本人にもっと日本を好きになってほしいです。

今後も日本が大好きな私達のブログをご愛読ください。