Macで出来るNetBookその3 | tt-bear@Blogの過去ログ置き場

Macで出来るNetBookその3

さて、とりあえずWiFiも繋がったしこれで最低限はOKのはずなのだけど、

「このSDカードのデータを見るの何とかならんのかい!」

という方もいらっしゃるようで、今回はファイラーの導入をと思ったのだけど、ファイラーを導入するにせよ、まずPocketPC用のソフトを使えるようにして置くほうが得策であることに気付きました。

さて、ここからの作業は、正直サポート外ですので各自自己責任でお願いします。
つまり壊れても、私も含め誰も責任取らんぞ!という話。

まず、今言われるPocketPC用WindowsMobileとNetBook ProのOSであるwindowsCE.Netはちょっとばかし中身が違う?
もともとWindowsMobileというOSはWindowsCEと呼ばれていたはず?なのだけど、いつの間にかWindowsMobileと呼ばれるようになりました。
PocketPCという名称が出て来た頃かもしれません。
まぁそういった歴史の話は別として、まずモバイル用のWndowsOSとしてWndowsCEが生まれた訳です。
基本的にPDA用OSの宿命としてWindwsPCのサポートOSという位置づけですね。
WindowsCE1.0から始まってWindowsMobileへと移り変わって来た訳ですが、現在のWindowsMobileにもPocketPC 用やPhoneEditonやSmartPhoneEdithonなどがあるように対応するガジェットによっていろんなOSがあり、その上もとになるOS のバージョンによってまた使えるファイルや機能が違ったりします。

ちょっと戸惑うほどバージョンが多くて機能が違うようで・・・。
まっ、持ってないものは気にしても仕方ないので、取り合えずNetBook ProはWindowsCE.Net4.1というOSであることを覚えておきましょう。

でシグマリオン3というNTT DoCoMoが出したWindowsCE.net4.0(バージョンが一つしたですね)があるので基本的にはこのシグマリオン3の情報が使えるらしい?
ネット上にも結構情報はありますが・・・、実は多すぎるのと、Mac使いにはほとんど使えない情報です。うーん、残念。
それでも一冊本でもあればと探してみたら、シグマリオン3スーパーブックという昔の本があるのですが絶版です。その上、古本価格は5000円超えという状態。

まぁ、OSの話はこの辺りで。

で、なんでこんな話をしたかというと、実はあるファイルを追加すると、上位バージョンであるPocketPC用のソフトが一部利用可能にります。
で、今回はそのファイルを追加する作業です。

で、ここで追加するファイルは「dll」という拡張子のファイルです。
拡張子というもの自体がMac使いにはピンと来ないですねぇ。Macの場合拡張子をほとんど気にすることなく利用出来ますから。
拡張子というのはそのファイルの属性ですね。「jpg」や「avi」と同じと思えばOKです。
で、今回使いする「dll」というのは、大雑把にいうとWindowsPC系のシステム命令用のファイル?らしいです。
Windowsの場合、各アプリケーションの動作のためのシステム指令ファイルをこの「dll」という拡張子のファイルで細かく作っていくのですね。
で、今回入れるファイルはWindowsCE.Net4.1で上位OSであるWindowsMobileのアプリケーションを動かすための使いファイルということです。
なんかダミーdllと呼ぶそうですが、これはアプリにこのOSはWindowsMobileだぞとウソの認識をさせるところからきている?見たいですね。

さて、それでは、追加するファイルはどうするのか。
なんども言いますが、これからは自己責任です。
実はWindowsCE.Net4.2を使ったデバイスが海外にもある。その中にSiemensのSIMPadといガジェットがあって、そのサポートページからこれらのdllファイルをダウンロードすることが出来る。

まず、http://www.mullengers.com/ へ。
英語とドイツ語に言語になっているのでまぁお好きな方へ?私はドイツ語読めませんので英語へ。
左側にある「Support」をクリックするとサポートページへ。

で、このページには色んなファイルがダウンロード出来るのですが、上から初めてのリンク「LINK: Patch Download」 というリンクが今回必要なファイルです。で、ここをクリックしてファイルをダウンロード。
すると、「Instal.cab」というファイルがダウンロードされます。

で、これcabファイルですでのNetBook Pro上でそのまま扱えます。
ということはMacを使わなくてもNetBook Proでhttp://www.mullengers.com/ へ行ってそのままダウンロードすることも出来ますね。
ただ、その場合気をつけることは、前にも書いたとおりWindowsCEではcabファイルでインストール作業をするのとそのファイルはなくなってしまいます。
ということはダウンロードしたらコピーをどこかにバックアップするjことをオススメします。

Macでダウンロードしたら、そのままSDカードコピーしてNetBook Proへ。

今度はNetBook Pro上での作業です。
MyDcumentsのアイコンをスタイライズでダブルタップして開きます。
上部メニューバーの中程になるフォルダのアイコンをダブルタップします。
その中のSD-MMCCardというアイコンをダブルタップ。
その中から先ほどコピーした「Instal.cab」を探しだしてダブルタップ。
すると、新しいフォルダが出来ます。
エッ?なんで?インストールするんじゃないの?っておもいまいすが、cabファイルというのはキャビネットファイル、つまり収納ファイルなんですね。
で、新しく出来たフォルダの中には、「fixes1.cab」「fixes2.cab」というファイルとその他にいくつかのファイルがあるはずです。
で、ここの注意!「fixes1.cab」の中にはデバイスドライバが含まれているらしいのですが、NetBookPro上で正常に動作するかどうかわからない(だれも試してない?)のでインストールしないこと!
今回は「fixes2.cab」のみダブルタップしてインストールします。

まぁ、覚える必要はないと思いますが、インストールされるファイルいは以下の通り。

・ atlce300.dll
・ olece300.dll
・ mfcce300.dll
・ doclist.dll
・ note_prj.dll
・ htmlview.dll

で、最後の htmlview.dllはもともと、NetBook Proに含まれているファイルのようです。
書き換えするかと聞いてきますので私は書き換えました。
うーん、書き換える前に製作日時でもチェックしておくのだった。
まぁ、問題なく動いてるので結果OK?

まずここまで出来れば一段落です。