Qタロウが日本語を理解するまで19(ネット関係)
Qタロウが我が家にやって来て早一ヶ月以上が過ぎた。
その間色々とお勉強をさせて日本語を覚えさせたり、パニック障害を起こさない様に工夫したりとしてきたのだが、そろそろ次の段階ではないかと思う。
標準ソフトからの脱皮である。
もちろん、WindowsMobileの標準ソフトはそれなりに使い勝手が考えてある。
PCでも人によって入れているソフトは違うし、使い方も違う。
だが、PDAはPCよりも個人の使い方出やすいがものである。
特にメール、ブラウザ、スケジュールなどのPIM関係というのは大いに個人の好みが出るものである。
そこで、いろんなソフトを試してみて使い勝手のよいものを選択していくのがベストである。
いわゆるカスタマイズですね。
Qタロウに日本語だけではなくカルチャー?を学ばせる準備をさせようというわけである。
まず、ブラウザ。
標準は「Pocket Internet Explorer」である。
実は私は「Internet Explorer」と相性が悪く、PCやMacでもほとんど使ったことがないので出来れば他のものを使いたい。
最近はメインのブラウザ+サブブラズザを使い分ける人が多いのではないだろうか。
私はMacではメイン「Firefox 」、サブは「safari」である。そのほかにも「Opera」もたまに使っている。
で、Qタロウである。
彼に適したブラウザを色々探してみたのだが、今の所まともにつかえそうなものは「NetFront」のテストバージョンぐらいでである。
まぁ、これはこれで以外に使い勝手のよいブラウザなのだが、このブログの管理画面が落ちたり、私の使っているWebMailに入れなかったりと困った面もあり、現在は「Pocket Internet Explorer」との併用である。
まぁ、とりあえずはこの二つを使えば80点といったところか。
「NetFront」には更なる進化を期待し、実は「Opera」にかすかな期待を寄せていたりする。
次にメール。
PDAのメールは大体接続すると、ヘッドライン(タイトルと本文のちょっとだけ)を読みこんで、タイトルである程度内容をチェック。
その後、削除したり、本文全部を受け取ったりという作業をする。
で、標準のメールなのだが、正直使い勝手は悪い。
まず何よりも、送信するのに受信と送信を同時にしなければならない。
つまり受信単体、送信単体の作業はないのである。
まぁ、それだけではないが使い出すとなんとなくだが使いにくい。
メールソフトも色々な方が作っているのだが、私は「nPOP」というメールソフトを使っている。
nakkaさんが作られた定番メール で、ありがたいことにフリーである。
使い勝手も非常によい。
ただ問題は、SIMカードで通信する場合起動設定がないので一旦、接続をしてからソフトを立ち上げなければならない。もちろん、閉じても接続は切れない。(ダイアルアップ接続なら可能なようだ)
まぁ、今までのスマートフォン自体が日本になかったのだから当然といえば当然の使用なのだが・・・。
このあたりがクリアされた使い勝手のよいソフトがあれば良いのだが、まぁそれは贅沢というもの。
で、使い方として、ブラウザどちらも自動接続、自動切断に対応している。(切れない時もあるけど)
そこで、まずブラウザを立ち上げて接続、その後「nPOP」を立ち上げてメールを巡回チェック。
ブラウザを切れば自動的に切断されるという使い方だ。
ちょっと手間だがこれはこれでなんとなく使いこなせる。
いちいち、connection(W-ZERO3だと接続かな)を開いて回線を繋ぐよりは便利である。
また、このソフトを元に「Japalopers」のメンバーである英国のじぃさんが 「nPOPz」を製作されているが、今のところ公開されていない。(英国のじぃさん!お願い、早く公開してちょ~だい!)
HTC Universal に対応した開発がされているので使い勝手はさらに向上することを期待。
ただ、英国のじぃさんは、今IMEの切り替えユーティリティ「PQz」の正式版公開のため怒涛のβ版バージョンアップ作業中なのでちょっと時間がかかるかもしれない。(がんばってください!!)