「せいしんとういつ」というシゴト | tamami azuma ちきゅうのかけら 

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COCCIORINO by tamami azuma

WHAT'S COCCIORINO?「ちきゅうのかけら」
半磁土、耐火土を使って作陶しているCeramista(セラミスタ)我妻珠美と申します。



(…以下の記事をアップしようと思ったら、また大きな揺れがきた

(…原発には祈るしかない




東京の生活も、シゴトも、子どもの生活も、この1ヶ月。

どこへかくれた?と思うような1ヶ月だった。

いろんなことを考えて、あたまだけはパンパンな1ヶ月。



そんな中、計画停電は終了されるというニュースがあり、

とつぜん急ぎ足で制作を進めている。





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焦ると何をやってんだかわからなくなるので、どんどこ、ろくろをひいてみた。



あの日以来、どこか心がそわそわしていたけれど。

こんなにも、ろくろ作業に「せいしんとういつ」効果があるなんて。

あらためて、キモチのいい仕事だと思えた。





(…それなのに、いままた大きな揺れで、やっぱり「せいしんとういつ」が崩れたぁ)




【ろくろ成形】
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「はい、つくれ」といわれても、人はマシーンじゃないから。

あたまから手に「こんなのつくりたい」という指令がまわってくるのには

ある程度時間がかかるわけだけれど。




これは「せいしんとういつ」のシゴトだと、ひとりつぶやく。





【絵付けシゴトをする机の上にそびえたつ棚】

(この棚もこわいけど、なによりMax1230℃の電気窯がこわいの…)
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夏は、電力が不足し、停電があるのかもしれない。

前倒しでどんどん窯をたかねば。そのために、どんどん制作せねば。



みんなで、もっともっとやさしいニンゲンになろうよ。

もっともっとやさしい時間を持とうよ。

もっともっとやさしい社会で暮らそうよ。

私も、もっともっと寛大なニンゲンになりたい。

シゴトの仕方を工夫して、陶芸というシゴトが季節労働になってもいい。





個展までの制作期間はおおはばに不足すると思うけれど。


でもね、「時間」…。

つまりは、「時に間がある」というのは、

現在進行形ということで、まさしく「生きている」という証であるなと思った。





わくわくだけど、

いま一瞬どきどき。