2024年4月29日

GWを満喫してた私の目に、今週のワンピが深夜からトレンドに入り続けているのが目に入った。

 

そうか、深夜更新だった。今日は休日でも更新があったんだ。

 

眠い目をこすってジャンプ+で購入。午前6時半。

読了。午前7時。

 

この30分で、私の脳が一気に覚めた。

そして、この盛り上がりの理由を知った。

 

 

今週のワンピが、約20年続いてる物語の1つの答えを、たった一コマで描いたのだ。

 

 

 

・超ネタバレ注意 

 

 

てことで、ちょっと予定を変更して書いてます。

 

なぜ読者が盛り上がっているのか、そして私の妄想考察を吐き出したい、そのために書いてます。

 

今まで伏線回収と読者が盛り上がったことは何度かありますが、

 

今週のは別です。

作者が提示した本当の伏線回収であり、20年続く物語の根幹が初めて見れた話です。

 

 

楽しみにしてる人は、絶対に見ないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・決められていた真実
 

 

 

劇中のDr.ベガパンクよろしく、結論から書きましょう。

 

 

ワンピースの世界は....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”海に沈みます。”

 

 

 

これが今週の、みんなの盛り上がりの理由です。

 

 

では、順を追って書きましょう。

 

 

 

・これまで(一応) 

 

 

一応あらすじを書きます。

 

力の覚醒を経たルフィは、ついに四皇になりました。

 

最後の島「ラフテル」に向かう一味は、途中嵐に飲まれます。

彼らが辿り着いたのは未来島「エッグヘッド」。

この世界に似合わない、近未来テクノロジーにあふれた島でした。

 

麦わらの一味はそこで、世界最高の頭脳にして政府直属の科学者「Dr.ベガパンク」に出会います。

 

ベガパンクは、かつてのロビンの故郷「オハラ」で世界の真実を知ってしまい、

政府に気づかれる前に逃げようとしてました。

 

一味に救出を依頼するが、すでに遅く。

政府の組織CP9。海軍と大将「黄猿」。そしてなんと政府の頂点「五老聖」まで来てしまいます。

 

 

大混雑の中、ベガパンクが命を懸けた一手によって、世界が変わろうとしていた。

 

 

 

 

 

・これこそ伏線回収 

 

 

 

で、世界が沈むという結末がわっかた今回ですが、何がすごいのとなりますね。

 

で、皆さんの考察とか私の考えを、以下にまとめます。

*今週号は世界の結末を言って終わりました。あくまで今日の時点での考察であり、記念カキコのようなものです。

未来の読者は気を付けてください。

 

 

 

①旧ロジャー海賊団

レイリーはこの事実を知っていたから、海でも暮らせるコーティング技術を磨いていた。

クロッカスは天竜人が大地を独占しないように、赤い台地の下にいたのではないか。さらに、海王類との共存技術(ラプーンなど)を磨いていたのでは?

 

さらに、ロジャー海賊団には(原作では)悪魔の実の能力者がいない。

これは、海に泳げるためではないか?

 

 

 

②世界観

ワンピースの各島の王宮は、いずれも「高い場所」にある。アラバスタの王宮、ドレスローザの王の大地、ワの国等。

あの地形は、いずれ来る世界の終わり、そして、過去にあった海の猛威に対抗した結果ではないか。

 

 

③古代兵器の場所

古代兵器はいずれも地下にある。アラバスタの地下、ワの国の地下。

ポセイドンはそもそも海の中、下にある。

これは、ワンピースの古代の世界が海に沈んでいき、それが進行し続けているからではないか。

 

 

④天竜人の服装

彼らの宇宙服のような衣装は、海に対抗した古代人の果てなのではないか?

 

 

⑤エネル

古代人の雰囲気漂う彼が「果てしない大地」を渇望したのは、大地がいずれ消えることを知っていたからではないか。

 

 

⑥ノア

魚人島でポセイドンが死に物狂いで守ろうとしたノア。これは、いずれ来る世界の終わりに対する、人類の生き残りのための古代人の遺産なのでは。

 

 

⑦魚人への差別

世界に適応し進化したのが魚人。進化を拒み抗ったのが天竜人。

天竜人にとっては、魚人は世界(海)に負けた敗北者。認めてはいけない。

 

 

 

まだまだあるがいったんここまでで。

 

要は、ワンピースの「世界」に対する答えが、たった一コマでつながったのが今回の話だったのだ。

 

 

 

 

 

 

・冒険海洋ロマン 

 

このワンピースという作品は、能力バトルでもなく、ファンタジーでもない。

当初から「冒険海洋ロマン」とうたっていた。

 

夢のような不思議な世界がありつつも、ちゃんとした理由があった。

 

この作品は、人間の欲望、その中でも「知りたい」という欲望を刺激するため、

冒険を疑似体験させてきたのだ。

その答えが、今回描かれたのだ。世界の真実の一つが。

 

 

この世には、理由がある。

 

その理由を求めることが、何であれ冒険ではないでしょうか。

人とは、世界とは、人種とは。

その疑似体験を、20年にわたり続けたのが「ワンピース」なんだと。

 

 

現代の、答えが見えてきた「火の鳥」である。

 

 

完結したとき、これは未来永劫伝わる作品になるだろう。