温暖化と言うキーワードが高らかに叫ばれて久しい。
それが人為的なものによるところが大きいのか、地球の歴史規模での移り変わりの一端に過ぎないのか意見の交錯があるところだが、一般的には産業革命以降の人類による文明の進化によるところが原因と言うのが通説である。
通説・・・・というか、社会的にそういうことにしてる。
自分的には、地球が繰り返してきた温暖化や氷河期のサイクルの一つで、昨今の温暖化はこれから来る氷河期の準備なんだろうなと思ってはいる。
もちろん多少なりとも人類が破壊してきた自然や発達させてきた文明による影響がないとは言わない。
だけど、46億年の地球の歴史に対して人類が影響を及ぼした期間のミニマム過ぎる時間、人如きが地球規模の活動にどれだけ影響を与えている・・・・と言うのは人類の自らへの過大評価じゃないのか、そんなことからこの温暖化は人類がどれだけあがこうが、知恵を絞ろうが、恐らく逃れられはしない。
環境破壊のせいで100年早まった、温暖化対策のおかげで100年遅くなった・・・・その程度のことは地球にとっては一瞬にも満たない。
人類がその先も生きて行くのなら、もっと文明を進化させて気候が変わった地球でも暮らせる術を導き出すのしかないのだろう。
そもそもね、「環境破壊が・・・・!」とか”本気で”言っているのなら、今すぐに産業革命以降の文明を捨てなきゃ。(意味はないかも知れないけれど)
でもそんな覚悟など誰も持っていないのだから。
大体において、人類が未来永劫に地球を支配できるわけではない。
地球の歴史を見れば生態系の頂点は魚類であったり爬虫類であったりと何度か入れ替わってきた。
哺乳類が頂点の世界だっていつかは次の何かに取って代わる。
仮に今進行中の地球規模での気候変動が引き金になって人類が消えたとしたならば、次の種族への世代交代が行われるだけだろう。
地球にとっては、どうでもいいハナシ。
人類以外の生物にとっては、都合のいいハナシ、かな。
結局人類が満足するためには、全力でエゴを通すしかないのだ。
たぶんね