田中真紀子文部科学大臣の3大学不認可問題が世間を賑わせていますが、
僕は、乱立し続ける大学増殖の動きを止めるいいきっかけになったのではないかと評価しています。
平成に入り、少子化になることが分かっていたにもかかわらず、大学は増え続け、大学生も増え続けました。
いや、増え続けています。
1990年、40万人いた大学新卒生は2008年には55万人を超えました。
2012年度のセンター試験を受けた人数は60万人。大学の進学率は50%に達しています。
一方、大学の新卒採用(卒業後の社会人進路の1つ)は、
1990年に33万人弱、団塊の世代との入れ替え就職となった2008年には39万人弱。
その前後を見ていると、バブルだろうか崩壊後だろうが、大学新卒の採用数は33万人前後です。
大学生はどんどん増え、新卒採用数は変わらない。
いま大学は、就職予備校と化しています。
「あの大学に行けばこの企業にいける」という勘違いによる大学選択が始まり、大学側もそこをアピールしている。
そうしないと生きていけないんですね。
大学の意味はどこにあるんでしょうか・・・・。
大学の乱立、定員を満たさない大学の増加。行き着く先は廃校。
大学行政は何をしているのか。ただ、大学を増やしているだけのように見えます。
本来の高等教育を早く実現してほしいものです。