某政令指定都市にて | つばさ先生の徒然日記

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3足のわらじを履く謎多き先生の日々を記録します。

某政令指定都市が、通知表のチェックを保護者にさせるということを行なっているそうです。


先日どこかの新聞が報道していましたね。

6月ごろ教育委員会が指示を出したそうなので、おそらく1学期から行なわれているのでしょう。


詳しい記事は読んでいないので憶測の域を脱しませんが、現段階での意見を少し。



まず、即刻辞めるべきです。

学校が家庭・地域と協力してやることは大変素晴らしいこと。というか本来あるべき姿です。

しかし、入ってはならない絶対領域というものが存在するのも事実。


通知表というのは、生徒・児童に終業式で渡され、家庭に持ち帰り、保護者と読みながら今学期の反省をして、来学期につなげるもの。

それを事前に保護者チェックを通すっていうのは、通知表の意味が全くありません。



誤字脱字や実際行なっていないことを書かれているなどのミスを減らすためと言ってるようですが、

それらは学校内でチェックすべきことであり、相互の確認体制が取れていない,担任1人任せの体制を取っているからこそミスが起こるんです。



学校内での協力体制というのは、いまほとんどできていません。

だから様々な問題が発生し、校外に問題解決の手段を求めているのです。




もう1つの問題。


チェックする保護者っていうのはどうやって選ばれているんでしょうか?

それとも、一人ひとりに事前に配るんでしょうか?


どちらにせよ、問題はあります。


チェックする保護者を選抜する方法を取っているとしたら、これはやばい。

だって、ほかの子どもの評価を見てしまうわけですから。

名前を隠していたとしても、書いてある内容でなんとなく絞れてしまいます。



一人ひとりに配る方法もやばい。

ってか、絶対に「うちの子はこうではありません。こう書いてください」なんてクレームつけてくる親が出てきます。



保護者などが絶対に入ってきてはいけない領域、その1つは評価です。


某政令指定都市は、この措置を即刻辞めるべきでしょう。

そして、ついでに提案者も辞職してください。教育者じゃない。



残念ですね。あそこはしっかりしていてほしかったです。