今期のドラマ、ちょこちょこ見ている。今は見逃し配信あるから便利ね。わざわざ時間を覚えたり録画したりしなくても、その週のうちにアクセスすればなんとなく見れる。それはひっくり返せばそこまで楽しみではない、ということなんだけど。まあ今の私にはそれくらいがちょうどいい。1週間思い出さなかったらそれはそれで。夫を喪って以来、この世の大体のことにびっくりするほど関心が薄くなってしまった。でも時折どこかでシンクロしてしまってうわっとスイッチが入ることがある。

 

昨今のソーシャルディスタンスなご時世の恋愛ドラマの今週の。なんともむずがゆいつきあいたての二人の場面。(しかし今どきの若者はこんなんなのか?特に男子、いくらなんでもピュアすぎるというか女子っぽいというか…草食にもほどがない?とは思わなくもない。)

 

この相手のことをもっと知りたい。時間をわすれてもっと話していたい、というあの感じ。ああ、わかるなあ…。好きなもののこと。何が好きなのか、なぜ好きなのか知りたい。生まれ育った場所がみたい。他の誰でもないあなたのことだから、どんなささいなことでも黄金のような価値がある。んだよねー。そういう時期、あったあった。

 

もし今夫が生きていたら。あの人はあんまりドラマとか見ない人だったので、たぶん自室でひとりでパソコンに向かっていただろう。私はドラマを見終わって、昔の自分たちを思い出して嬉しくなって夫に優しくしたくなって、後ろからお茶でも飲む?と声をかけただろう。なんならストックしておいたとっておきのおやつかおつまみでも差し出して。彼は多少不審がりながら(どうしたん、なんなん、という声が耳に浮かぶようだ)それなりに喜んで私の愛情表現を受け取ってくれただろう。

 

残念ながら今彼にはおにくがないので、せめてもの代わりにぬいぐるみでも抱きしめることにする。

 

 

…足らんけど!!!