こちらはミニアルバム「Special Gift」のジャケットの文字の原書。


ふと筆ペンで書いてみようと思い立ち、もしよければ・・・とデザイナーさんに提案させて頂いたところ、採用となりました。


今日は、自分で書いたシリーズ!


という事で、


ミニアルバム「Special Giift」の一曲ずつを、私くし作り手の目線からミニ解説したものを公開します。


アルバムを聴きながら、楽しんで頂ければ幸いです♪



1. Special Gift

アルバムタイトルでもあるこの曲は、もともとは「人生に起こる辛いことや悲しいことが実はその人が更に輝くためのギフト」だったりするという内容で詞を書いていたのですが、書いているうちに真面目な雰囲気になりすぎて、今回のアルバムやこの曲の発するイメージと違ってきたので方向転換。国府弘子さんのピアニカによって更にハッピー感が増して、温かくて幸せなラブソングに仕上がりました。

私も色々なタイプのSpecial Giftをもらってきましたが、改めてこれからも聴いてくれた方へのSpecial Giftとなるような歌を作っていけるよう、心を新たにしていきたいと思っています。


2. Sing a Song

ある日突然頭の中に鳴り響いてきたギターのカッティングと8分の6拍子のリズムは、今までの自分が扱ったことのないタイプの曲でした。はたして自分が歌うかどうか?と疑問を持ちながらも、一日中ギターフレーズは鳴り止まないので(弾けやしないのにw)、とにかく生まれるままあっという間にできた曲です。前作、前々作とアカペラアルバムを作った時に様々な洋楽をカバーしたことで蓄積したアイディアや、ライブでお客さんに手拍子や足踏みで参加してもらったことが、自然と新しいこの曲に生まれ変わりました。アカペラアルバムを作るのは大変でしたが、こういうことがあると何も無駄じゃないんだなと思います笑。


3. 瞳の向こうに

「シンプルでしっかり伝わる楽曲」をアルバムのコンセプトとして作り始めたので、不用意なメロディを書いてしまわないようにいつもチェックして、納得できるまでに時間がかかる曲もありました。この曲もそんな中の一つですが、出来た時に「Forever in your heart~あなたがいたから~」という1997年に書いた楽曲を思い出しました。この曲は誰とも共作せずに初めて自分1人で書きたい曲が書けたと思えた作品で、歌詞を松井五郎さんに書いていただいたのですが、20年以上経った今も自分の中で色褪せることなく歌い続けています。その想いがこの曲ができた時の気持ちと重なり、再び松井五郎さんに歌詞をお願いする運びとなりました。また長く歌っていきたい、そんな曲ができました。


4. Freedom 

曲作りを進めていく中で、今までの自分にないタイプの曲が図らずも出来てきたこともあり、どんどん新しいことにトライする気持ちが生まれてきました。振り返ると真面目な歌が多かったような気がしていまして、もっとお気楽で気分が軽くなるような歌があってもいいんじゃないか、という想いから出来た曲です。レゲエのリズムで歌うのは難しく新鮮でした。歌詞も、心が自由になれるような、縛っていた自分を解けるようなイメージが伝わったらいいなと思います。


5. Witness

自分ともう一人の自分との対話のようなとても内省的な曲ができました。放っておけば内省的な曲ばかり出来てしまうタイプなのを、そうならないように今までしてきた気がします笑。この曲のメロディーも、浮かんできた時には「どこへいくのだろう?」と行方の分からない短いフレーズでした。民謡のような不思議なメロディ。これもSing a Songのように、自分が歌うかどうか、どう扱うのかなんて考えていたら勿体無いと思い、生まれるままに仕上げました。歌詞は、部分部分で英語のような「音」が浮かんでくるのでそれを生かしていくうちに意味が通ってきて、今の形になりました。聞いた人が受け取ったメッセージを正解として欲しい曲です。


6. Don’t know much(feat. 佐藤竹善)

佐藤竹善さんとは、私がデビュー前に竹善さんのソロアルバム「Corner Stones」のレコーディングにコーラスで参加させていただいたのが最初の出会いでした。その後シングライクトーキングのツアーにも参加させていただき、今に至ります。この曲は、アーロン・ネヴィルとリンダ・ロンシュタットのグラミー賞授賞式でのパフォーマンスを観て知った大好きな曲で、昨年イベントで竹善さんとデュエットさせて頂く機会があった時にリクエストして一緒に歌って頂きました。「シンプルでしっかりと伝わる楽曲」という今回のアルバムのコンセプトともリンクしたメロディと歌詞を、更にアコースティックギター1本というミニマムなアレンジでカバーすることにしました。演奏は長年お世話になっているギタリスト/プロデューサーの鳥山雄司さん。寒い季節を包み込んでくれるような温かくリッチな音色で、このアルバムの最後を締めくくってくださいました。




いかがでしたでしょうか^_^


末永く、気に入って頂ける作品になってくれたら嬉しいです。


明日2/10は、たまプラーザでミニライブ(観覧無料)をしますので是非遊びに来て下さい☆

ちなみに、外です。

寒そうなので、あったかい格好で来て下さいね!

私も頑張って歌います👍

詳細は



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    露崎春女 New mini Album 「Special Gift」
YCCW-10354 ¥2,400 + 税
YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS CO., LTD
リリース記念ライブも!
specialgift_releaselive

Newアルバムの曲がちょっとづつ聞けます

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