かぶき日和 -2ページ目

かぶき日和

歌舞伎など伝統芸能についてまったりとつづりたいと思います。
ゆったりおつきあいくださいませ。

FP2級の試験(まずは学科のみ!)を申し込んでしまった!
試験日はたしか、5月26日だから、あと49日か。

試験をうけるための資格(AFP認定研修)は通信講座(ユーキャン)にて取得済み。
が、が、が、課題はテキスト見ながらなんとか埋めた程度なので、まるっきり頭にはいっていないー。
試験申し込めば、勉強するっしょ、と試験申込むこと過去2回。
結果、受けてないし。勉強してないし。試験料払ってるだけだし。

今日から地味に試験勉強を開始して、その試験への道のりをこのブログに記録していきたいと思います。

現状、わたくし、子育て真っ最中。(0歳児のおちびさんがいます。)
睡眠時間削るとかそういうストイックなことはせず(というか、そういうことできないし。)、おちびのお昼寝時間(わたしの膝の上で寝てます。寝たと思っておちびをベッドにおくと、背中にセンサーがついているのかと思うくらい敏感に、ひゃー、とぎゃん泣き。また最初から寝かしつけることになるので、膝の上に寝かせたまま、試験勉強してみまふ・・・。)を利用したりして、試験に臨んでみたいと思います。

とにかく、根気ないし、思いつき、なんか楽しそう!という直感だけで動くし、たぶんFPの勉強しながらも他の他の楽しそうなことが気になって仕方ない人間ですから、どうなることやらです。

で、アマゾンでとりよせてみた試験対策本はこちら。
『12→13年版FP技能士2級重要過去問スピード攻略』
成美堂出版
伊藤亮太編著
FP技能士2級・AFP 重要過去問スピード攻略 ’12→’13年版/伊藤 亮太
¥1,890
Amazon.co.jp

今日からまずは、ざーっと解答を読書してみます。

1日1単元が目標。

するってーと、4月12日(金)にいちど完読しているはず。

さて、はじめるかー。

もし、完読していたら、自分にささやかなご褒美しようっと。
その週末のおやつはベリーのクレープにシャンパンでも飲もうかな。
お昼からシャンパン、うん、これは楽しそう!
うふふ。

では、本よみまーす。

かぶき日和


11月12日、国立京都国際会館にて、第27回京都賞思想・芸術部門を受賞された、坂東玉三郎さんの講演会、ワークショップに参加してきました。

当日は気持ちよいお天気。
当日朝に新幹線で京都に向かい、そのまま国立京都国際会館へ。
開場12時の少し前に、到着したのですが、既に300人くらいの方が並ばれていました。

開場と同時に、誘導がはじまりますが、10人程度に受付人数が区切られますので、
落ち着いて会場に入れます。
受付では、来場者を示すリボンと、パンフレットが渡されます。

会場は、自由席で、前方はいわゆる国際会議の1つの国が6人くらいで座れるような
テーブルつきのお席で、中ほどより普通のホールの座席となります。

私は、3列目、やや右よりのお席に座りました。
(それでも、ステージまでの距離は結構ありますし、座席に段差がないのでちょっと見難いです。
ホールの座席のほうが、気持ちよく見えるのではないかと思います。)

会場内では、玉三郎さんの2歳くらいの頃から今日に至るまでのお写真が飾られていました。

また、今までの受賞者の方々のお写真も飾られていました。
ほとんど海外の方ですが、黒澤明監督、安藤忠雄先生、吉田玉男さんなど、立派なお写真が
飾られており、いつもの歌舞伎や舞踊会と違う、ちょっとした緊張感があります。

講演会は、時間通りに始まりました。

当日は

13:00-14:00 第一部 歌舞伎の女形について
            玉三郎さんのレクチャー(大笹吉雄さんとの対話形式)

14:25-16:00 第二部 玉三郎の美の世界
            玉三郎さんと3名の専門家の方々によるパネルディスカッション

でした。

第一部では、
玉三郎さんが女形を始めるまでのいきさつ、
ステージに立たれての女形の型と、型への考え方などをお話されました。

玉三郎さんは、身体を使ってのレクチャーもあるためか、動きやすい着流し姿でご登場です。

小さい頃は、お家で稽古してもらっていたが、お稽古以外の時間でも、自分でレコードをかけて踊っていたこと。
近所の方 尾上琴糸さん(六代目梅幸さんのお弟子さん)とのご縁で、部屋子になった。こういった受賞の機会に、琴糸さんのお話ができて嬉しい。
学校より、楽屋の生活が好きだったこと。
学校の先生は理解があり、歌舞伎も好きだったこともあり、色々と応援してくれたこと。

身体を使ってのレクチャーでは、
扇の使い方、
年齢による女形の型の違い
を見せて下さいました。
また、きれいなポーズがあるのではなく、一連の流れ、雰囲気の中で美しさや心がでてくる。
そして、そういった美しさというのは、動作の始めと終わりは決まっていても、
それをつなぐ部分は、舞台では毎日異なっていて、
そういった計算のつかない、ゆらいだ部分にあるのではないか、ということ。
きれいな形は、楽にはできないこと。
声の訓練は、唄にかかっていること。
などをおっしゃっていました。

また、大笹さんに、「お六を見せて欲しい。」と頼まれたときには、
玉三郎さんは「できません。それは、こういった素のままでは何かの役はできないのです。」とおっしゃっていました。

第二部は、パネルディスカッションです。
玉三郎さんは、黒いスーツに、メガネ姿でご登場です。

主に、監督、出演された映画について語られました。
天守物語は、記録的な意味もこめて作ったこと。
戯曲を映画にすることの難しさ。
戯曲の味を崩さないように、カメラのながまわしにこだわったこと。

また、バレエについても、語られました。
玉三郎さんがご出演されたバレエの映像がでたときには、
玉三郎さんは、とても恥ずかしそうにされていたのが印象的です。
(「ちょっと、これは説明させてください。」と必死におっしゃっていたのも、かわいかったです。)

舞台を離れて、玉三郎さんの芸へのお考えを聞くことのできる貴重な機会でした。
そして、玉三郎さんは、途中でくしゃみをされたり、照れていらっしゃったり、よくお笑いになったり、
とてもおおらかで、お茶目な雰囲気を感じました。
ご自身も、「いつも美しく冷たい、どこか陰気な役や多いのだけれど、『ふるそで~』のような自分をさらけだせる明るい喜劇が好き」なのだとおっしゃっていたように、のびやかな明るい方なのだなあ、と思いました。

ご活躍されている方は、おおらかな精神を持ちながら、細部まで心を砕き浸透させていくこだわりがある、
そんなことを感じながら、鳥彌三の水炊きを食べた京都の夜でした。

(紅葉にはちょっとはやかったです。)



































かぶき日和

ずっと気になっていた玉三郎さん著「真夜中のノート」を読むことができました。

初版は、1976年7月ですから、玉三郎さんが26歳の頃の著作です。

玉三郎さんは小さい頃から眠るのに時間がかかるそうで、そんな時にはあれこれ思いをはせたり、考えたりされるのだそうです。そんな思いや考えをあるときからノートに書き留めるようになり、記したものから抜粋してこの本を作成されたのだそうです。

5章から構成されており、「こどものころ」、「舞台」、「素顔」、「青春」、「生きていること」について
書かれています。

テーブルの上に座っていたときに、お父様から「役者になるか」と聞かれて、
恥ずかしさから顔をそむけて「うん」とお答えになったとのこと。
この時、気まぐれで首をふっていたら、今の玉三郎さんは存在しなかったのかしら、と考えると
運命って、ほんの一瞬で左右されることもあるのだなあ、としみじみです。

舞台に立つことのさみしさ、悩みなども、つづられています。
「私はときどき、この仕事をやめてしまおうかと思うときがある
ほんとうにくるしくなってしまうから
でも、私にはほかの仕事ができるだろうか
そう考えると、まったくすくいようのない気がして来る
お皿洗いをしていて、急にきれいな衣装が着たくなったらどうしよう
ライトをあびて、舞台にたちたくなったらどうしよう
そう考えているうちに、夜が明けてしまう」と。
玉三郎さんでもお悩みになるのだなあ、
となんだか驚くとともに、人として身近にも感じ、生きる励みにもなりました。
もちろん、私などには想像もできない位の、お悩みであり、苦しみであったのだと思います。
でも、悩み苦しみながらも、足を止めずに前に進んでいくことが大事なのだな、と。
今の輝かしさは、まっすぐな道だったわけではなく、若い頃の迷いや悩みもあってのことなのですね。

本にはいくつか詩のスタイルで、心情がつづられています。
なんだか、優しい詩で、心のやわらかい部分についたほこりを洗い流されたような、すがすがしい気持ちになりました。