豪雨キャンプの最終日
夜中突然鳴き出す
ひぐらし達に起こされたり
寝たりを繰り返し
こもしと姪は、早朝4時に起きて
2人でカブト山へ散策に行きました
つゆ姉さんは爆睡起きる気配なし
気温が低過ぎたのか
ずっと降り続いている雨の影響かなのか
カブトムシもクワガタもなかなか見つからず…
お
あっカブトムシと思ったら…
よく似た大きなカミキリムシでした
朝の散策は、川にも降りて、沢山歩いてから
5時頃テントに戻り、再び眠りへ
7時頃起きて、お朝食
やっぱり2人…ずっとお話ししてる
サイトにまだ太陽が当たらないので
少し待ってテントを乾かしながら
お片づけ
つゆ姉さんと姪はテント内
こもしは、ひとりお外の片づけ
これで良いの、こもしは全然寂しくない
こもしもお友達ができたし
ひぐらしの「かずき」に話しかけます
「かずきぃ〜、私たち今日帰るんだぁ、短い間だったけどありがとうね〜」
「セミってさ、1週間しか生きないと思われてるけど、実は1ヶ月くらい生きるんでしょ」
「次のキャンプの時にまた会えるかなぁ」
「私さ実は、生まれ変わったらなりたい虫がセミなんだよね〜」
こもしのお話し、遠回しではありますが…かずきに愛の告白をしているようにも聞こえる…
あっ
ご紹介が遅くなりました
彼は、3日間テントの横の木にずっと居ました
ひぐらしの「かずき」です
初日の豪雨の合間
つゆ姉さんがお外にでた際
テントの近くでひっくり返っている所を
かずきは助けられました
飛び立たせようとしましたが
羽が濡れて飛べず
テントの横の木に
つゆ姉さんがとめてあげて
結局その場所から登ることもなく
かずきは、ずっとのんびりしてました
でも、時々発生する
ひぐらし達の大合唱が始まると
かずきも一緒に鳴くので
最終日の夜BBQをしている時に
かずきが鳴いたら
つゆ姉さん
「かずきうるさい」って怒ってました
話は戻って
最終日の撤収時
こもしが、かずきとお話ししてると
テントの中から2人のガールズトークが聞こえてきました
つゆ姉さん
「これどう」
姪
「それはないよ〜不思議ちゃん、それはヤバイよ〜こういう組み合わせはどう」
つゆ姉さん
「う…ん…じゃあこの組み合わせは?さっきより落ち着いてない」
姪
「不思議ちゃん、何で黄色ばっかりなの」
「お洋服、黄色2つは多すぎだよ〜黄色止めようよ〜ヤバイよ〜それ」
つゆ姉さんは
姪にコーディネートをお願いしてました
テントから出てきたつゆ姉さんのお洋服
かなりの落ち着きを取り戻していました
そこで、こもしは気づいたんです
なぜ2人は仲良しなのか
姪から見たら
つゆ姉さんは、友達なんですね
最近の姪は
叔母より友達を優先します
もちろん、それは正しくて
身内より友達が良くなるのは当然のこと
そっか…つゆ姉さんと姪の仲の良さは
小学校での日常そのものだ
姪は友達と楽しく遊びたい
ただそれだけだ
キャンプ初日から抱えてた寂しさとか…
何かいろんな感情がストンと落ちました
こもしはかずきと
つゆ姉さんは姪と
良い友情を築きました
そして
豪雨キャンプを経験した
約100歳ガールズは
気持ちが大きくなったので
この張り裂けそうな大きな気持ちを収めるために…
設備の整っていないキャンプ場を予約しました
今週行ってきます
そしてどんどんキャンプが始まります