ドラマ「アンチヒーロー」最終回を観て考えたこと

 

TBSのドラマ「アンチヒーロー」が最終回を迎えました。私は主婦なので、リアルタイムで観ることは難しく、いつも翌日に動画配信サイトで楽しんでいます。今回も先ほど最終回を観終わり、ちょっと感想などを。

 

ドラマの最後の裁判シーンでは、主人公が朗々と語る場面がありました。検察側が証拠を隠蔽する中で、彼は過去の罪を背負いながらも真実を暴こうとします。その中で

「人は正義感でさまざまなことをジャッジするのが大好きだ。なぜならジャッジすることは気持ちがいいから」

「ジャッジする気持ちよさに酔いしれた結果 人はその道を踏み外すんだぞ」って。

現代のSNSやネット上で見られる「炎上」現象とも重なる部分がああると思いませんか?人々が善悪を判断し、他者を断罪することで自己正当化を図る。自分が気持ちよくなるためにどこかの誰かを悪だと(悪いと)断じる。身勝手だし、思いやりもないし、欲望一直線の自分勝手な振る舞いに思えます。

 

このドラマを観て感じたのは、善悪の判断がいかに曖昧で難しいかということです。歴史を学び、過去の誤りを認めることの重要性を改めて考えさせられました。人間は時代背景や経験に基づいて判断を下しますが、その判断が後に間違いとされることも多々あります。だからこそ、過去の過ちを認め、訂正していく柔軟性が求められるのです。

 

また、私たちは日々の生活の中で多くの判断をしています。その中で、厳しく自己を律することも必要ですが、曖昧さを許容する心の余裕も大切ではないでしょうか。ドラマの中で描かれる善悪の線引きは、私たちの生活にも通じるものがあります。すべてを白黒で決めつけるのではなく、グレーの部分だってあるじゃないですか。その曖昧さは不安定で落ち着かないかもしれませんが、それは間違いを犯すであろう人であれば持っていなければならないものかもしれません。そしてそんな曖昧な中で「自分の納得のいく答え(納得解)」を出すことが大切です。そしてそれは豊かな人生を送る鍵ではないでしょうか。

 

 

 

 

    

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