コントロールドラマの4つ目、「傍観者」のドラマについて解説

 

一見すると傍観者はドラマに関わらない冷めた存在のように見えますが、実際は巧妙なテクニックを駆使してエネルギーを引き出しています。会社の会議や飲み会などで、何となく馴染まず、距離を置いているような人がいるのを想像してください。その人たちは自分のドラマを演じるためにそこにいます。

 

傍観者の特徴は、自分の意見を明らかにしないことです。会議で意見を求められても「特にありません」と答え、何か言いたげな雰囲気を醸し出しますが、結局いいません。

周囲に自分を神秘的で近づきがたい存在として印象付け、他者の注意を引くのが得意です。なぜそうするかといえば、批判を避けるためであり、距離を取ることで自身を守っています。彼らはトラウマや恐怖心から猜疑心を抱えていますが、自分の意見を持っていても責任を取りたくないために明らかにしません。結果、周囲の人々は「この人は何を考えているのだろう」と気にかけるようになります。これが傍観者の狙いであり、エネルギーを得る手段です。

 

傍観者は直接的な関与を避けながらも、周囲の注意を引き付け、エネルギーを奪うという巧妙な手法を持っています。自分は関与していないと見せかけながら、他者がエネルギーを向けることで満足感を得るのです。

自分の意見を曖昧にし、責任を取らないことで、相手をイライラさせ、注意を引き続けます。完全に無視されると怒りを感じるため、他者の気を引くことが重要なのです。自分が傍観者のドラマに巻き込まれていると感じたら、その舞台の役者ではなく舞台を降りて演出家にならなければなりません。ドラマに巻き込まれないようにするには客観的な視点に立つことが必要です。

 

自分の役割を理解し、舞台から降りることで、疲れやストレスを軽減できます。コントロースドラマを分析するための知恵を持ち、それを実践することで、日常生活での不愉快な出来事を減らすことができます。

もし一人での分析が難しい場合は、講座やセミナーに参加して実践的な知識を得るのも一つの方法です。オンラインで提供される講座では、資料を用いて実践的な学びを得ることができます。

このようにして、傍観者のドラマに巻き込まれないための方法を学び、自分の生活をより良いものにしていきましょう。

 

 

  感情とコントロールドラマ講座を開催

 

コントロールドラマに関する講座を再開しますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。この知識を持つことで、人間関係がよりスムーズになり、相手の心理を理解する助けとなるでしょう。日常の中でコントロールドラマを意識し、より良い人間関係を築いていきましょう。

 

皆さんの毎日が少しでも楽しく、心地よく過ごせるように、そして豊かな人間関係を築けるように、お役に立てれば嬉しいです。ご参加、お待ちしております。

 

 

 

 

    

感情とコントロールドラマ講座 

 

日時:6月29日(土)11時から13時

開催場所:zoomにて(オンライン開催)

参加費:在処塾生・修了生 7,500円

一般 8,500円 

 

残席 3席

 

講座の詳細について

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