エンジンがやっとチンチン言うようになった | モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

1970年生まれのおっさんライダーが初の二輪外車で感じたことを綴る。

空冷エンジンはエンジンを切った後に「チンチン・・・」と音がするものだと思っていた。今まで所有した空冷エンジンのセロー225、GS400E(Gk54a)はそう言ってたし、V7Ⅲを購入する前に借りたV7Ⅱも言ってた。だからV7Ⅲにも当然期待していた・・・というか、言うのが当たり前だと思っていた。

 

が、しかし。V7Ⅲは水冷の様にクールに何も言わなかったのである。あ〜、技術革新は情緒まで切り捨てるのか(いや、情緒かどうかわからないし、もしかしたら音がない方が優れているという見解なのか?)。

 

そして、また「が、しかし」。

こないだの日曜日に日帰りツーから帰ってきてエンジンを止めると何と自分のV7Ⅲから「チンチン」音がするではないか!なんか今までの空冷にあった感じとはちょっと違う気もするが、おそらくあの「空冷エンジン」ならではの音・・・だと思いたい(笑)。

 

良いのか悪いのかわからんが、これで君もいっぱしの空冷エンジンだ。はて、ここで疑問。V85TTの新型エンジンはチンチン言うのであろうか?そのエンジンが次期V7だとすると「チンチン音」は最新の技術の前に屈服してそうな気がする。なにしろV7Ⅲだって新車から3年半、距離にして12000kmを超えてやっと音が出たのだから。

 

そう思うと一番新しいSR400やW800、ロイヤルエンフィールドなどはチンチン音はするのか?おそらくホンダの新型GB350は行儀よくて鳴らなそう。

 

果たして、空冷エンジンとともにチンチン音も風前の灯火なのか?