ブリヂストン BT46 ファーストインプレ | モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

1970年生まれのおっさんライダーが初の二輪外車で感じたことを綴る。

8/6に車検上がりのV7IIIを引き取りに行った。
今回の車検のメインイベントは急遽交換となったタイヤ交換。

擦り減ってるって電話があってすぐに考えたから吟味したわけじゃないけど、前々から青写真を描いていたので、迷うことなく決めた。

『ブリヂストン BT46』

純正タイヤがピレリのスポーツデーモン。実は曲がり方が分からなくて、フロント18、リア17も相まってわからん。走り方がわからん。今だに。

なので、タイヤ交換する時は、真逆の性格をしてそうな日本製のタイヤにしようと思ってた。結構クルマでもミシュランとかピレリとかを好んで装着してたつよTにとっては「まさか」の出来事。それほどV7の走り方がわからないんだろうねぇ。
あと、決定的だったのが、まだ新製品として世に出て間もない、最新の考え技術の元に作られたタイヤだと言うこと。いや、開発責任者とかに話を聞いてみたわけでもないし、そういうレビューを読んだ訳でもないのだけど、最新の技術が投入されている(であろう)モノって結構魅力的じゃありませんか?

で、引き取りに行きました。





こんな感じ。フロントのタイヤパターン好きだけど、リアは違う銘柄みたいね。リアは2〜30km走って家に着いた後の写真。

まぁ、タイヤのファーストインプレほど当てにならないと思うけど、まだ一皮剥けてない状態というのを差し引いて読んでくださいね。
また、別にセカンドインプレ出来るようだったらしますね。

まずは、乗り出し。
いや、タイヤがどうこう言う前に、車検で油系含めて色々換えてるから、なんか滑らかな印象。
いやいや、そうじゃない。タイヤに集中しろ。

まずは軽いね。
よく言えば軽快。悪く言えば軽薄(笑)。いや、これはまだ一皮剥けてないタイヤっていつもこうだから、BT46だからってわけではないね。

でも、デーモンがねっとり粘る感じで、切り返しとかもよっこらしょ、みたいな重さがあったけど(ダンロップのTT900とは別な感じ)、BT46は明確に性格が違うね。ヒラヒラ感がある。

デーモンは曲がる時に前輪から倒れて遅れて後輪が追従する(この辺よくわからなくて先に後輪倒して、その後前輪??荷重の仕方にもよるのかな?すみません、素人な表現で)のだけど、このBT46はバイクを倒すとパタンと両輪同時に倒れていくみたいな感覚。
ちょっと最初ビックリしてね、怖えーって思ったけど、もしかしたらこういう旋回の仕方を求めてたのかもしれない。まだ山道を走ってないから何とも言えない。

路面の突き上げに関しては、これはけんじさんが言ってたけど、新品タイヤというのもあると思うだけど当たりが柔らかい。これはGOODです。

あと、これは自分の気のせいかもしれないけど、渋滞時のノロノロ運転の時にバイクがフラフラしない気がする。極低速走行での話。あくまでも気がする、ね。
最強に一本橋とか苦手で駆け抜けた思い出がある、バランス感覚を欠いたつよTがあまりフラフラしないというのはとても素晴らしい性能なのでは!?(笑)。

炎天下の中の帰宅で、最後の方はインプレもクソもなくへばってたので意識がタイヤの方に向きませんでしたが、まとめて言うととても良いタイヤだと思います(雑)。

でも、この印象のままの走りをしてくれて、ワインディングでも楽しめて10,000km程度性能を保てるタイヤならまたご指名してしまうかもしれない予感がしています。

クルマやバイクのタイヤって、それを換えることによって場合によっては乗り味が全く変わってしまう結構怖いモノですよね、チョイス間違えると。そして、エンジンやサスペンションもバイクを走らせているけど、実際走行中路面と接している唯一のバイク部品はタイヤですからね(たまにステップとかマフラー擦る人いますけど)。

という事で、生まれ変わったV7IIIStone (with BT46)ちゃん。定番山コースでどんな走り方をしてくれるのか、楽しみです。