いつもアクセスありがうございます。
4月に入って、本当に忙しくなってしまい、ゆっくり考える時間もない・・・
そんな感じです。今日も仕事の合間を縫ってと言うことで、さて今回は
仕事を通じて知り合った方から、月に一回程度、ご自分が読まれて感動した本の紹介をいただきます。
その中で、最近、本タイトルにある書籍をご紹介いただきました。
みなさんは、もうお読みになられましたか?
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随分前から日本人論や日本経済のことを書いた本はたくさんありますが、
日本の伝統的精神文化や価値観の原点について述べた本は専門書以外では意外と少ないのですね。
最近の政治家も企業家もみんな口ぐちにグローバルと声を大にしています。
グローバルは人の交流と情報で地球を小さくする。外国の人にどれだけ日本のことを語ることができるだろうか。本書では最も強調すべき「日本のこと」が日常生活の断面から簡潔に述べられ、読みやすくわかりやすく書かれています。
 
学校で教えてもらわない、教えてくれなかった「日本のこと」が他国と比較しながら書かれています。
著者は、1975年旧皇族・竹田家の生まれで明治天皇の玄孫(やしゃご)とのこと。
専門は憲法学・史学。作家として、『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で山本七平賞を受賞。他多数。
 著者の竹田氏は、「日本はこんなに誇れる国だ」このことを分かってほしいとの気持ちから書かれたとのことです。
・序章:「世界でいちばん人気がある国“日本”」として英BBCの世論調査などや人気のある日本製のポップカルチャーを紹介。ところが世界での日本熱は高いにもかかわらず日本人自身がどことなく醒めているのは「民族の誇りを徹底的に否定された占領期の後遺症の結果」と主張。「醒めている」ことに警鐘を鳴らしています。
・「頂きます」:『ミシュランガイド』が東京を世界一の美食都市と賛美したが食事や調理は、元々「神事」。「頂きます」は自然の恵みを頂くことに感謝の気持ちを捧げるもの。その精神が「幅が広く、洗練された日本食」をつくりだした。
「米離れは食文化の衰退を招く」「究極の美食都市は京都」などは、猫の額ほどですが、コメ作りもして、関西いる私には大変興味深いです。
・「匠」(たくみ):日本のモノづくりの技術の芽生えは3万年前の旧石器時代にあると指摘。持統天皇以来1300年続く伊勢神宮の20年毎の式年遷宮の儀式では最高の建築技術や工芸芸術が用いられ連綿と継承されてきた。このことが日本の「匠」の世界を育ててきたというのは納得できる。
・「勿体無い」(もったいない)は日本だけの概念であり、ワンガリ・マータイさんが環境保全の合言葉として広めてくれた日本語こそ世界遺産に相応しい。
・「和み」(なごみ)こそ「和」の精神的気質が日本人を日本人たらしめている。
・「八百万」(やおよろず)は大自然との調和を大切にしてきた日本文明の最大の特徴。
・「天皇」(すめらぎ)の存在は日本文明の基礎であり日本人の意識の中に存在し続けた。初代神武天皇のご即位以来2600年以上続く世界最古の国である。「民を祈る」存在としての天皇は「祭り(神事)の主」であり天皇と国民の絆は国難のたびに強くなる。北野武氏は対談で「天皇ははなからいる」存在であるという。
・「日本文明復興」は「若者が中心になって日本の魅力を再発見することで、10年後の日本は全く別のものになると信じる」というが全くその通りだと思います。連続的な革新ではなく、非連続的なイノベーションが起こると。
外国の方はは日本人の伝統的価値観に尊敬の念を抱いているにもかかわらず、日本人はその価値観を失いつつあるのではないかと慨嘆するのは著者だけではなく、紹介いただいた方も私も全く同感です。
 
折しも、昭和天皇の誕生日だった昨日、英国のウィリアム王子とケイト・キャサリン・ミドルトンさんの結婚式をライブで観ました。
同じ君主を持つ国民としては、なぜか、素直にとても嬉しく感じました。
彼の曾祖父(エリザベス女王の父)である、ジョージ6世の史実を基にした映画「英国王のスピーチ」が上映中です。(感動!私も先月、家内と観に行きました)ケイトさんのティアラは、そのジョージ6世の妃だったエリザベスのものだったとのこと。愛すべきロイヤルファミリー復活への第一歩と言うことで、ぜひお幸せになっていただきたいと思います。
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