[カタルシス]
Közi 2004.3.31 Release
Köziソロでの2作品目はフルアルバム。
1.KINEMA
2.GROTTESCA
3.INCOHERENTS
4.NOCTURNE
5.DANS EREBOS
6.カタルシス
7.Promenade
8.LIFE GOES ON ~WITH MELANCHOLY
9.CRIMSON STAR
10.CRUEL ARCADIA
11.INNERMOST...
12.KHAOS
の12曲入り。
カタルシスというのは“精神的な浄化”といったニュアンス。
2.GROTTESCA
グロテスカ。
「グロテスカヨ」と聞こえる。
暗澹たる雰囲気を持ちつつも疾走感のあるリードナンバー。
今ではアレンジも聞いてオクターブ上で歌われることもありますが、
この頃はボーカルが低音で全体的にダークなイメージで、ジャケットのようにスモーク焚かれている感が結構ある。
3.INCOHERENTS
アンクエラン(?)。フランス語で辻褄の合わない(もの)といった意味だそう。
怪しく仄かに輝く幻想世界でくねくねパントマイマーのアングラアートといった感じ。
4.NOCTURNE
ノクターン。英読みなのか仏読みなのかは不明。
美し目の高い曲。詩を水無湖さんが書いていたのを今になって知る。
I still love you.なんて喋ってます。
5.DANS EREBOS
ダン エレボス(?)。エレボスはギリシャ神話の地下世界の神。DANSは「そこで」的な意味合いなので、まぁ、そんな感じですかね。
あちこちからビシバシ打撃しているような打ち込み激しめナンバー。
今になって歌詞を見て聞くと、聞き取れないような台詞みたいな部分が面白いですね。こんなん言ってたんか!とね。
7.Promenade
前作、シングルの「KHAOS/KINEMA」からアレンジメントで収録。
アレンジとかあんまよくわかってないけど。
シングルの方がクリア味が強いね。アルバムの方が炭酸が強いね。
コヂソロ全体の中でもクリアスカイ味が強い逸品でありますね。他意は無し。
じっくり聞くと良いな。
8.LIFE GOES ON ~WITH MELANCHOLY
こちらも作詞がHARUHIKO ASHさんということを今知る。EODてどしたの?
歌い方とか歪ませ方とかもEODっぽいというか、もっと洋楽ジャンルの何っぽいとか誰っぽいとか言えればいいんですけどわからんのでね。
アコースティックでは、「世界を敵にまわしても構わない」が「かいを敵にまわしても構わない」と聞こえる。てか言ってる。
9.CRIMSON STAR
ダントツにグンバツに煌びやかポップスター。
可愛げも大いに受け止められる愛されキャラ。
最近ではZIZのクリスピーキッスの登場もありましたが、時折出してくる胸キュンソング。
10.CRUEL ARCADIA
打って変わってザックザクの首振りナンバー。
残酷な理想郷?狂ーえるアルカディア。
11.INNERMOST...
インナーモストゥ...一番奥の...いなもす島...
締めとなる曲で、吐き出して浄化したあとの自己を顧みて残っているものは、、
というのかね。
導入・中盤・最後にアルバムを装飾するインスト曲。
1.KINEMA
6.カタルシス
12.KHAOS
カオスで終わる、どこへゆくのかわからない感。
・・・そして聞いていると。。5:29あたりでもう制作され始めていた次なる音源Mementoの導入が?!
全体を通して明るいんだか暗いんだか、どっちつかずの、結局何が何なのよ、てゆー雰囲気を醸し出すコヂさんならではの世界感が色濃く出ていると思っています。
好んで使用されていると思うカオスという混沌としたものの表出。
70年代音楽とか西欧の美術の好みと表現してきたビジュアルやキャラクターも含めてそれらを吐き出してみた、というのかね。
コーヂ節である(と思っている)静かに刺さる切なさみたいなものが、コヂソロ作品には濃厚に感じられ、そこが最も好きな所以なのです。
一人で作るからこそ滲み出るそのコヂ汁。それに毒されているのでもうダメです。永遠に。
そのうちしれっと新曲なんて出してもらってもいいんですよ!!

