中学生の頃、MALICE MIZERを好きで毎日聞いていた頃に、知ったRaphael。

最初に聞いた時はVoの声に驚き、「?」と思ったけど、すぐに慣れ好きになって。

音源を集めていてハマりつつある頃に華月がいなくなり、一度は終わったRaphael。

 

一度も生で見たことはなく、2012年に再演した時も見には行かなかった。

その後もriceは聞き続けて、有紀のソロを初めて見た時には自然と涙が溢れてきて。

SEで使われているUp To TiptoeやClockが大好きなんです。

 

今年の7月にお誘いがあって初めてRaphaelとして見ることになった。

それはもう素敵な時間でした。それと同時にこれで最後にしよう、という思いがありました。

本当の最後は本当に本当にRaphaelが好きな人が見に行ければ良いな、と思ったのと、

最後の最後というのはやはり辛くて悲しいのだろうな、と思ったからでした。

 

それでも迷いながら、10/31の公演で改めてお誘いを頂けたので、行くことに。

やっぱり行きたかったんですよね。

そうして、やっぱり良かった。

11/1 最後のステージを観ることは叶わなかった。

行きたいと思うなら行けば良かったんだよね。

 

ありし日を知っていて、悲しみを知っていても、十数年の時が流れても、楽曲の旋律やYUKIのヴォーカルの良さが色あせずたくさんの人の心を打っている。

アレンジが入ってもサポートメンバーが演じても核となるところは変わらずに更に輝きを増している。

目には見えなくてもそこで弾いているんじゃないかと自然に思えてくる。

 

MCや煽りで「忘れないでくれよ」と繰り返すYUKI。

忘れないよ。忘れるものか。

そしてこれからを皆生きて行くんだ。

 

生きて行くことは過ぎていくこと。

過ぎていき遠くなり、今やこれからに苛まれる。

それでも生きてきた。できればこれからも生きていきたい。

いなくなってしまったけれど、いなくなってしまったことを思う人がいる。

普遍の理の中で、不変に在り続ける癒しの旋律。

 

夏が嫌いなのに、Evergreenは大好きです。

青春を思い返したりすることも苦手だけど、素敵な一瞬一瞬を想起させてくれる。

Raphaelを好きになってよかった。

 

 

20161031 Raphael Live 2016 「悠久の檜舞台」 第壱夜 白昼夢 Zepp Tokyo

花咲く命ある限り

Sacrifice

Imitation White

さくら

Holy mission

ピーターパン症候群

Gebet~祈り~

Ending ~華弦の月~

症状3

エルフの憂鬱

症状2

YUKITO & HIRO

HIRO

窓際の夢(YUKI&YUKITO)

不滅花

秋風の狂詩曲

lost graduation

eternal wish ~届かぬ君へ~

 

ユパンⅢ世のテーマ

Teenage ~卒業~

ハックルベリーの恋

Dear

promise

 

Love story ~悠久の四重奏~

Evergreen

夢より素敵な