お芝居の稽古場日誌を、こちらでも。
どうも、【vapor trail】のスペルがいつも解らず、携帯で打ち込む時は、「べいぽあーとらいる」と頭に言い聞かせて打ち込んでいる私が
ボヘミアンラプソディー
強です。
普段は歌うのが仕事で、先日の強15周年ワンマンライブの演出で、ダイジェスト版をなんばハッチのステージで激富メンバー&SERINAが披露してくれました!
そしてその日以降、稽古場でもみんな着用してくれてるのが【スーパースターTシャツ】ワンマンの時の強グッズです。
激富 vapor trailは演者、裏方、全ての皆が、与えられたポジションで輝く「スーパースター」になるべく動いてるチームなんだな、と二ヶ月以上に及ぶ稽古で痛感しました。
そりゃ、誰だってホームランを打ちたいし160km/hの豪速球でビシッと抑えたい、、、
でも全員が大谷翔平だと、きっとチームとしてはまとまらないし、面白みに欠ける
各々が自分の弱点を受け入れ、それが個性として進化した時
それは主演やヒロインすらも凌ぐ破壊力と感動があるんだなと。
内野安打はヒットじゃないと笑われた【イチロー】も今では神様であるように。
稽古が始まり直ぐの頃は、全くの異次元空間に来た感覚で、稽古中の役者さん同士の会話はスーパーサイヤ人の戦いの様に肉眼で確認できる50手先の攻防が行われていました。
しかし時の流れは残酷で、もう間も無く、本番がやって来ます。
いつも1人でステージに立つ【強】では、決して経験する事の無かった、チームでの2ヶ月以上の稽古でした。
もっと色んな事を吸収したいし、皆さんとも仲良くなりたい気持ちは強い!ですが、、、しかし僕達が取り組んでいるのは【昭和20年の戦時中】
あの日を考え、涙し、笑い、心が締め付けられる日々、、、
この日々が仮に半年、一年と続くとなると、きっと僕は精神崩壊します、これを日常として演じれるのは精神異常者、もしくはそれが「真の役者」と呼ばれる方達なのかも知れません。
花はやがて枯れるから美しくあるように、
「諸行無常」、人も花も時代も、絶えず変化し永遠ではないからこそ、儚く、精一杯に咲き誇ろうとする。
あと半月もすればこの仲間との生活も終わりが訪れる、また会いたいし、この仕事を続けてればきっとまた会えると信じてる。
このブログを見てる皆さんはもうお手元にチケットがある皆さんだと思います。
そんな仲間達が咲き誇る瞬間、最後までお楽しみ下さい。
【令和】そしてその次の時代にこの思いが受け継いでいってもらえるように。
一生懸命に。