明智駅を跡にし、大正ロマン号で花白温泉駅にやって来ました。
温泉施設は駅の目の前で、徒歩0分です。
入泉料は550円です。
寒天大釜風呂という大釜がモニュメントのように置いてあります。
湧出しているのは冷泉のようです。
冷泉を沸かして、温泉にしているのですが・・・。
沸かす燃料は薪で、間伐材などを切り出して、線路沿いにこのように干してあります。
このボイラーで薪を燃料にして、湯を沸かしているとの事でした。
花白温泉に入り、食堂でお昼にラーメンを頂きました。
最初に「生ビール下さい」と言うと、店員に「今アルコールは出してません」と素っ気なく言われました。
まさかこんな田舎でも緊急事態宣言の影響があるとは、と思いましたが、キチンとルールを守っているのです。
ビールとつまみくらいしか頼む気はなかったのですが、ビールがダメなので仕方なくオーダーしたのは寒天ラーメンです。
お世辞にも美味しいとは言えません。
寒天列車では、そば粉に寒天を混ぜて作った蕎麦が出されていました。(ここのお店でも同様のメニューがあります。)
そのような作り方であれば食材の邪魔をしない寒天ですからとても美味しくいただけましたが、ダイレクトに細寒天の入ったラーメンは口当たりも悪く、寒天独特の風味も強く出て、お勧めは出来ません。
花白温泉で約1時間を過ごし、帰途に就きます。
花白温泉駅にやって来たのは、明智駅に向かう際に岩村駅ですれ違ったアケチ101です。
私が明智に行き、ここで風呂に入っている間にアケチ101は恵那まで行き、明智に戻って、そして花白温泉までやって来たようです。
恵那駅に到着し、JR恵那で列車を待っていましたら、やって来たのは4両の211系でした。
行きの4両×2のユニットを分割したのでしょうか?
211系ですから、ロングシートのハズレ車なのですが・・・。
固定の2人掛けボックスのようなシートがあります。
このシートを確保し、恵那駅併設のコンビニで買い込んだ糖質0チューハイを1本、プシュッとやります。
ただこのシート、私が座ると膝が前のシートのひじ掛けにぶち当たります。
立ち上がる時は両膝を右に振ってからでないと、立ち上がれません。
ですので、知らない人が横に座ってしまうと、私はその人が降りるまで降りれませんね。
211系で名古屋に到着しましたら、特急ひだ富山行きがカミンズのエンジン音を轟かせながら発車を待っていました。
特急ひだは名古屋から岐阜に行き、岐阜からはスイッチバックして飛騨を目指します。
大阪発のひだもよく利用しますが、新大阪から名古屋まで新幹線利用し、名古屋発のひだも何度か利用したことがあります。
大阪発のひだは当初4両の編成で、キロも組み込まれていました。
しかし現在、基本は3両で運行され、繁忙期は1両増結の4両運行されますが、キロもキロハも組み込まれません。
ウチのチビがまだ超チビだったころ、家族3人で飛騨高山に大阪発の特急ひだのグリーン車利用で旅行した時の事です。
通路側に座った嫁さんの膝の上で、ひじ掛けのフタを開けて中からテーブルを引っ張り出したりして遊んでいたウチのチビ。
テーブルをひじ掛けの中に戻すも、フタを開けたままひじ掛けに手を掛けていましたら、太ったおばさんが通路を歩いて来たのです。
グリーン車側では無く、反対側車両にもあるハズのトイレに行く為、わざわざグリーン車の中を突っ切って来たのでしょう。
太ったおばさん、私達の座席の横を通り抜ける時、開けているフタをこれぞフトもも!と言う太いモモをぶち当てたのです。
「パタン!」と言う音と共に掛けていたウチのチビの手の上にフタが落ちました。
と同時に「ウワあ~~ん!!!」と泣き出したウチのチビ、太ったおばさんは何事が起ったのかとキョロキョロしていましたが、自分が何かを太ももで引っ掛けたのは判ったらしく、「ごめんね坊や!」とタシナメて来ました。
まあ骨が折れるような感じでは無かったのですが、痛い目に逢ったウチのチビの特急ひだの思い出です。
反対ホームではパノラマ展望車が先頭の特急しなのも発車を待っていました。
ではここで~~~~~!
高山に向かうキハ85の特急列車の事ですよ~!
と掛けまして~~~!
薪をバンバン入れて燃やしに燃やすのよ~~!
と解きます~~~~~~~!!!
その心はぁ~!
火だぁ~!
赤いはなでも、はなしろ温泉、おしまい。