被災地活動団体「め組ジャパン」から1月の活動報告が届きました! | 「無私」200%NPO的生活

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NPO法人青年協議会代表 上村 剛のブログです。



青年協議会が協力させていただいている東北ボランティア団体のひとつ、め組ジャパンから1月の活動報告が届きましたので転載します。

(以下、転載)


NPO法人MAKE THE HEAVENの谷口です。

宮城では氷点下の日々が続いていますが、晴れると昼間は小春日和で暖かく、ちょっとづつ春の訪れを感じますよ~。

宮城に来てもうすぐで3年になります。
そうです。
東日本大震災が起こってから3年になります。
震災の日、私はメイクザヘブンの事務所に居ました。
パソコンで随時、情報を探しながら東北で大変なことがおきている事を知ると、
災害復興支援チーム『め組』の出動の声が上がり始め、
2日後にチャリティーイベントを開催した後に原発の状況も解らない不安のなか、東北に向けて車を走らせたことを思い出します。

通れる道がなく、現状もわからない状況でたどり着いたのは、
発災から5日後の夜で、当時1300人が非難していた石巻市湊小学校でした。

ここから、石巻市を中心とした、復興支援活動がスタートしました。
○救援物資の募集・配布・管理 ○避難所・被災地の調査・ローラー ○炊き出しの提供 
○マッサージなどリラクゼーションの提供 ○人力での泥だし・瓦礫だし ○重機による瓦礫の撤去
 ○我歴の街に花を咲かせた『ひまわりプロジェクト』 ○避難所の衛生面の改善するダニバスター 
○仮設住宅の寄り添い活動 ○森の防潮堤の為の育苗 ○必要とされたイベント などなど。

め組JAPANでは、その時その時に必要とされた支援を、約27のプロジェクトを通して支援活動をしてきました。
この3年間、活動が続けられたのも、たくさんの方が支えてくれたおかげです。
延べ2万人を超えるボランティアが来てくれただけでなく、募金を募ってくれたり海外からも多くの応援をいただきました。
活動中には、被災者の住民さんにもいっぱい助けられることもありました。
おかげで、今まで活動を継続することが出来ております。

本当にありがとうございます。
現在、被災地では、日々いろんな問題もありますが少しずつ少しずつ住民さん同士で助け合い、寄り添いながら未来に向けて一緒に動いております。

これからも未来の子どもたちに希望を残す為、森の防潮堤を通じて寄り添いながら活動を続けていきます。
もうすぐ春です。
3月になると、眠っていた木々が目を覚ますように、活動が動き出します。
種まきから始まり、6月には植替え、7月から12月にかけては種拾いと種まきを同時に行ってきます。

仮設住宅のみんなや学校の子どもたちとも一緒に、いっぱい笑顔の華を咲かせていきます。

今後ともよろしくお願いします。