自分がバレーを見始めた時、ここに映ってる方々はVリーガーでした。
正直この試合を見た時に一番最初に頭に浮かんできたのは、
「この選手、大学時代はこんなに活躍してたんや」
と思う選手がチラホラいたこと。
そういう表現をするとなんとなくネガティブな印象を受けると思いましたし、
上から目線で失礼な気もしましたが、
そう思ってしまいました。
「大学でこんなにいいプレーしていたのにVリーグでの出場機会は恵まれなかったのかー」
等、この映像を観た時にはそう思ってしまいましたが、
逆に言うと、
「この人がどんなプレーをするのか観たい」
とずっと思っていたので、
それが観れて
「ありがとう」
とも思いました。
バレーボールの場合、例えば
「100m走のタイムが速い上から6人が試合に出られる」
といったような明確なものが無い場合がほとんどだと思います。
チームが
「速い攻撃を主体にする」
チームだった場合、
「めちゃくちゃ能力が高いけど、速い攻撃が苦手」
な方は試合に出られないということもあると思います。
他にいい選手がいた場合試合に出られないというケースもありますし、
ケガをして試合に出られないケースもあります。
環境が変わって色々ネガティブな方向にいくと、
昔は出来ていたことが出来なくなったり、
伸び悩むケースもあると思います。
本人がそこまで熱意が無い、
「このぐらいでいいんです」
と、思っているケースもあると思います。
当時中高生だった自分は到底そこまで想像出来なかったですし、
昔はけっこう好き勝手批判など言ってたような気がします。
でも今は、
実際現場にいないと分からないことだらけだと思いますし、
「実力があっても試合に出られないケース」
は色々あります。
さらに
試合に出られない
結果が出せなかった = 不幸ではない
とも今は思います。
全国大会とかVリーグに進んでるような方は
「これでいいんかな」
という迷いを持ちながらもひたむきに頑張って、
結果が出なくて迷ったり、
でもまた出るまでコツコツやり続けたり、
そして結果を出したり、
また伸び悩んだり、
といった経験をしているということが今は分かります。
昔と違ってこれらが分かるようになったので、
色んな方に対して
「自分のやりたいようにやってほしいなあ」
と思うようになったなと同時に、
「見守る」
だったり
「信じる」
という事を大事にしていきたいなあと改めて感じました。
結論、この映像に関しては、
「大学バレーでこんないいプレーを見せて下さって、、
しかもそれが映像に残っていて感謝。
改めてこんなことを振り返るきっかけをいただいて感謝。」
という気持ちです。