目には見えない真実 | TSUYOSHIオフィシャルブログ Powered by Ameba

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昨日はUNITYなどでいつもお世話になっている池袋mismatchにて行われた『marvelous Act.1』というイベントで歌ってきました。


C-VE(シーベ)という、なかなか付き合いが長くなってしまた男がいまして。
自分の知る限りに於いてですら彼にまつわる逸話が多過ぎて、なので話せば長くなるのでバッサリ割愛しますが、なんだかんだがあって彼は今レコーディングスタジオをやっています。そのスタジオで彼の顧客となった方々をドンっとお見せするといった形のイベントをやるということで。

でも私はそのスタジオ使ってませんけど?
まあ、友情出演的なことのようですw


で、昨日。リハーサルで会場に入ると。

子供が3人、多分フルスケールのオベーションを担いで、子供とは思えないスキルのアンサンブルを演っているじゃないですか。
しかもメインで歌ってる一番上のお姉ちゃんとおぼしき子の歌声の綺麗さの半端なさ加減たらありゃしない。まさに天使ですよ天使!
そして3人の後ろには、見守るかの如く歌っている、その子達のお父さんお母さんの姿。

これぞ生きるものの至極真っ当な在り方。
幸せオーラ全開の光景に完全にノックアウトされました。





『カイマナふぁみりー』

CDも聴かせていただきました。
丁寧なアレンジ。音楽に対する愛情が感じられ、素晴らしいです。

この先、引く手数多になっていくんじゃなかろうかと思います。
お子さん達はこのまま真っすぐ育って欲しいなぁ~と、思わずパパさんに伝えてしまいましたがw




あと、会場には個人的に懐かしい人が。



逢坂泰精

私がDON勝本さんにお世話になっていた頃の先輩の"やすきよ"君です。




ついでにwith C-VE。



やすきよ君は先日面白い試みのミニアルバムをリリースしています。


『空が青いから白をえらんだのです』



えも言われぬタイトルです。

以下、概要です。



奈良少年刑務所の更生教育「社会性涵養プログラム」から生まれた詩集『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』(新潮文庫)。ここに収められた詩から受けた感動をそのまま歌にしてくださったのが、シンガーソングライターの逢坂泰精さん。2012年から、奈良少年刑務所の一般公開イベント「奈良矯正展」のステージにも毎年登場しています。3年かけてコツコツと書いた歌が、2014年、CDになりました。






ネタがネタだけに、聴くと正直ものすごく切なくなります。
けれども面白いことに、全曲聞き終わると少しホッとします。

少年達が結果こういう状況に陥っているということを美化して感じ取ろうとかは毛頭ありません。
しかし彼等がそこに到るまでの事柄は、誰にも責める事が出来ないというのがほとんどなのでしょう。


目には見えない真実があるとします。
でも人はそれを見ようとせず、目に見えることだけを現実として受け止めたがる。

その時々、誰が何を思うかは人それぞれ。
木を見て森を見ずもいけませんが、気楽にいながらも真実はなるべく見逃さず、見放さずにいたいものです。



というわけで。
やすきよ君の曲、興味がある方は是非聴いてみて下さい。







目に映る形は違えども、どれも「愛」には変わりないということで。










TSUYOSHI