【大阪府】明日9月3日 大阪880万人訓練を実施します

東日本大震災の際、生死を大きく分けたのは地震直後の判断と行動でした。
大阪府においては、今後30年以内に80パーセント程度と高い確率で発生が危惧されている南海トラフ地震など、大規模災害に備えるべく、大地震が発生した際一人ひとりがどのように行動したら良いのかを、常日頃から考えるきっかけづくりとするため下記の訓練を実施します。

訓練目的
市民が、地震発生情報を認識し、地震発生時に行動できるようにすること
防災に関し「備え」、「考え」、「行動する」時間を府民880万人と共有し、それぞれの場所、状況に応じて、自ら災害を切り抜ける自助力を高める

訓練概要
令和3年9月3日金曜日
 
午後1時33分頃 大津波警報情報の送信
(府内にある携帯電話に、大阪府が訓練用の緊急速報メールを送信)
午後1時34分頃 大津波警報に伴う避難指示情報の発信
(市内にある携帯電話に、貝塚市が訓練用の緊急速報メールを送信)
 
訓練対象
大阪府が送信する緊急速報メール⇒大阪府内にある携帯電話
貝塚市が送信する緊急速報メール⇒貝塚市内にある携帯電話
(ただし、エリアメール・緊急速報メールに対応している機種のみ)
 
※「訓練メール」はマナーモードにしていても強制的に鳴動します。電源を切っておくと鳴動しません。携帯電話がなってはいけない場合(葬儀場や会議中等)には、電源を切るなどの対応をお願いします。
※携帯電話やスマートフォンの対応機種など詳しくは、携帯電話各社にご確認ください。
訓練内容
災害から命を守るのは自分。いざという時に行動できるよう、日頃の備えや災害発生時の行動について家族や学校、職場で話し合い、当日は身の安全を図る(机の下などに潜り込む、頭を防護する)など、その場でできる簡単な訓練行動等を行ってみましょう。
訓練前にすること
地震発生時にどのような行動をするか考えておく
訓練当日
考えておいた命を守る行動をする
訓練後
地震発生時に命を守る行動ができるか再確認する
 
エリアメール(NTT-docomo)/緊急速報メール(au, Softbank)について
訓練当日、大阪府内にある携帯電話に訓練として発信する「訓練情報」は、携帯電話会社のエリアメール/緊急速報メールサービスの『災害・避難情報』を利用します。
『災害・避難情報』とは、携帯電話会社が提供している防災情報の無料の配信サービスで、携帯電話会社によって名称が異なります。エリアメール/緊急速報メール対応の携帯電話機種によっては、設定をしていただく必要があります。また、対応機種については各携帯電話会社ホームページでご確認ください。
『災害・避難情報』を受信した端末は、通話中か電源オフでない限り、マナーモードにしていても強制的に鳴動します。授業中や会議中、式典中、映画館、図書館など、携帯電話が鳴ってはいけない場合はあらかじめ電源を切っておいてください。
『災害・避難情報』を受信するときの通信料は無料です。大阪府域を対象に『災害・避難情報』を配信しますが、他府県との境界付近にある端末は、大阪府外でも鳴動することがあります。
また、自動車運転中の方は緊急速報メール・エリアメールがなっても運転に専念していただき危険ですので携帯電話の操作は絶対にしないでください。