貝塚市立第二〜第五プール廃止に反対署名活動が行われているようです。12月議会において廃止する条例案に対し『賛成』の立場で理由を説明いたします。
市政活動報告19号にも掲載しておりますが、ご判断のご参考になれば幸いです。


これまでの市営プールの課題として、地球温暖化の影響による気温の上昇により屋外プールでの熱中症、プール内の塩素濃度が減少による大腸菌や病原性ウィルスの発生、集団感染が懸念されることがありました。

また、施設や設備の老朽化が進み、今後に大規模改修など莫大な費用が見込まれておりました。(見込み額、第二7000万円、第三1億3000万円、第四7000万円、第五7000万円)

検討のポイントとして4点
①児童・生徒にとって、水泳授業が天候に左右されずに実施する事ができ、インストラクターによる、きめ細かい専門的な指導が受けられ水泳の上達が見込まれる。

②水温や水質(塩素濃度)、衛生管理などの安全な環境が確保される。

③命に関わる事故の恐れがある水泳指導を専門家が担う事により、教員の負担が軽減される。

④5施設の維持管理費は年間約5100万円となり、また老朽化による大規模改修を今後10年以内に行った場合、維持費を含めると9億2千万円となります。逆に委託した場合は、4億7千万円(年間委託料4700万円※移動バス代含む×10年間)となり、大幅なコスト削減に繋がる。

結論
考えるべき事は『子どもたちの命』(安全性)、次に『将来にツケを残さない』(コスト)そして最後に『教員の負担軽減』(教育の充実)となり、現状における最善の方法と『賛成』という結論に至りました。